きよ@HSPママ✕ASD長男の発達ライフログ

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きよ@HSPママ✕ASD長男の発達ライフログ

🍀HSP気質のナースママが、ASDの長男との日々を通じて体験したことや学んだことをシェアします。 🍀趣味は心理学や脳科学について本を読んだり、調べることです。子育ての工夫や役立つ情報をお届けできればと思います。

最近の記事

チック症と向き合う〜漢方治療の効果〜

【チック症の始まり】 幼稚園の年少の秋頃、長男にチック症状が現れました。首を振ったり、目をパチパチさせる動きが見られたのです。発達センターの外来で医師に相談したところ、「運動会やお遊戯会、遠足などの行事が続き、集団での練習が増え、自由に遊べる時間が減ったことがストレスになったのではないか」と言われました。 私は、日頃から長男を叱ることが多かったため、「自分の接し方が原因で発症させてしまったのではないか」と、とても落ち込んでいました。しかし、医師から「かつては親の育て方が

    • 特性を強みに変える〜ASD・ADHDの特性と進化の背景〜

      【はじめに】 長男がASD(自閉スペクトラム症)と診断されたとき、私は彼の将来が心配で、この先社会の中でどうやって生きていくのだろうとクヨクヨ考えていました。 でも、彼の好きなことに対する情熱や知識の豊富さを見ると、「マイナス面ばかりではないのでは?」と感じることも増えてきました。 たしかに、規律の多い現代社会では「障がい」と映るかもしれませんが、彼の特性を強みにできる環境や好きなことに没頭できる場を見つけられたら、きっと幸せな生き方に繋がるのではないかと考えました。

      • ASD長男が受けた田中ビネー知能検査V〜どんな検査?結果から見えたもの〜

        【心理士さんとの初対面】 医師の診察と並行して、心理士さんからのサポートも受けることになり、ASDの診断を受けたその日、私たちは心理士さんの部屋に案内されました。 初回のセッションでは、心理士さんと長男がテーブルを挟んで向かい合い、玩具を使いながら検査をしている様子でした。その間、私は少し離れたところで問診票を記入していたため、詳しい様子は見れませんでしたが、セッションは1時間弱で終わりました。 長男は私から離れることに対してもスムーズで、遊び感覚で嫌がらずに取り組ん

        • 我が子が発達障がいであることを受け入れられない心理

          【同じASD児をもつママ友との話から】 長男が赤ちゃんのときに通っていた子育て支援センターで、何度かお話ししたことのあるお母さんと、何年かぶりに長男が通っている療育で再会しました。 そのお子さんもASDの診断を受け、いくつかの事業所を見学した末に、偶然にも長男と同じ療育先を選んだそうです。 久しぶりの再会がまさか療育先とは驚きましたが、お互いに子供がASDと診断されるまでの経緯や、そのときの気持ちについて話が弾みました。 そのママ友がこんな話をしてくれました。

        チック症と向き合う〜漢方治療の効果〜

          ASDの4つのタイプ

          【ASDの4つのタイプ】 ASD(自閉スペクトラム症)は、発達の特性が一人ひとり異なるため、一般的には4つのタイプに分類されることがあります。それぞれのタイプについて簡単に説明します。 1. クラシック型(典型的な自閉症) このタイプは、言葉の発達が遅れたり、非言語的なコミュニケーションが苦手であったり、社会的な相互作用に困難が見られることが特徴です。興味や活動が限られており、特定の行動や習慣を繰り返す傾向も強いです。早期に診断されることが多く、他の人との関わり方に大

          療育事業所選び、母親の直感が決め手!?

          【まずはホームページで検索】 発達センターの帰り、受付で「児童発達支援事業ガイドブック」を渡されました。 市内には50以上もの事業所があり、とりあえず自宅から通える事業所をマークして、ホームページで検索開始。 運動療育や音楽療育など、面白そうなプログラムを提供している事業所もあり、興味を惹かれましたが、どこも人気で空きがありませんでした。 各事業所が掲げる理念も様々ですが、長男の課題にマッチするかが重要です。改めて長男の課題を整理してみました。 《長男の課題》

          療育事業所選び、母親の直感が決め手!?

          長男が自閉症スペクトラムと診断されるまで

          【長男は自閉症スペクトラム症】 長男は現在、小学校2年生で、公立小学校の普通級に通っています。彼が自閉症スペクトラム(以下、ASDとします)の診断を受けたのは、幼稚園の年少の秋でした。 【診断に至る経緯】 きっかけは、幼稚園のお遊戯会での出来事でした。全員参加の劇で、長男だけが教室から抜け出し、役を演じることなく、ずっと誰もいない教室で積み木をして遊んでいたのです。 さらに、チック症状も現れました。 秋には運動会やお遊戯会など行事が重なり、そのストレスからか、頻繁に

          長男が自閉症スペクトラムと診断されるまで

          【自己紹介】はじめてのnote

          はじめまして🍀パタパタママです😊 40代前半、小学2年生の長男と幼稚園年長の次男、夫の4人家族です。(2024年10月現在)  私は看護専門学校を卒業後、13年間総合病院で看護師として働いていました。しかし、結婚し30代半ばで妊娠した際、心身ともにストレスが大きい看護職を続けることに限界を感じ、退職しました。その後、2児の母となり、長男が3歳のときにASD(自閉症スペクトラム障害)であることが判明しました。彼に寄り添う時間を最優先し、しばらくは子育て中心の日々を送りました