日向坂ドキュメンタリー「希望と絶望」感想 [ネタバレあり]
日向坂46のドキュメンタリー映画「希望と絶望」を見てきました!
本来ならちゃんと感想を書きたいところなのですが、今の自分にはそれができる余裕がないので、ざーっと箇条書きで思ったことを書いていきたいと思います。
アニメなら絵コンテの状態でテレビ放送してしまうくらい自分としては本当にお見せできる状態ではないと思っているのですが、そこはどうかご了承ください。
どちらかと言えばnoteというよりツイートを読むような感覚で読んでいただけたらと思います。
鑑賞後の第一印象
初めて知る真実というものはほとんどなかった
きっと裏はこうだろうという推測が映像によって現実になった
答え合わせのような映画
無観客ライブについて
無観客ライブは今になって見るとめちゃくちゃ寂しい
配信用のカメラがいかに良く見せるように切り取っていたかがよくわかる
1stアルバム
フォーメーション発表の時のかとしの表情が気になった
自分じゃなくてみーぱんが選ばれたのが悔しかったのだろうか
松田好花・宮田愛萌休業
このちゃんのリハビリシーンで1回目の涙
推しの涙にはやはりつられてしまう
かとしは本当にどのメンバーにも優しく寄り添っている
他のメンバーに比べて愛萌さんの休養があまり描かれていなかったのは本人が望まなかったのか、それとも流せないほどのものだったのか...
限界を迎えた加藤史帆とチアダンス
しかたん期のかとしは文字通り「満身創痍」
チアの時スタッフがすぐに駆けつけなかったのが驚き
いつもそばにいるのは良くも悪くもメンバー
1期生は仕事がない時代を知っている分リミッターを超えて頑張りすぎてしまうのかも
1年振りの有観客「2回目のひな誕祭」
観客700人は信じられないほど少ないが、無観客とは全く違う景色
おひさまの存在がいかに欠かせないか、おひさま目線としても改めて感じた
今後のライブは今まで以上にこちらも全力で行かないとダメだと思った
メンバー同士のすれ違い
ライブは活動の軸だと映画を見て改めて感じた
アイドルは様々な活動があるが、ライブは背骨のような存在であり、そこにバラエティやモデル、舞台などが繋がっていると思う
漫才師で例えるなら漫才が背骨で、司会やひな壇はそれに繋がるもの
しかしコロナ禍でそうではないメンバーも現れ始めた
春日さんの「漫才もロケも全部横並び」という考え方に近い気がする
W-KEYAKI FES.2021
ケヤフェス1日目と2日目は観客目線でも明らかに気合いの入り方が違ったと当時から感じていた
リハの時のきょんこは完璧にいつものきょんこだった
ひらがな時代から持つメンバーのクソったれ精神が引き出された瞬間、バラバラになりかけたメンバーの心が再び一つになる瞬間が見れた
キャプテンが運営に対する不満をはっきり言うのは珍しいと思った、それくらい本当に頭に来たのだろう
運営の気持ちもわからなくはないが、キャプテンの言ってたことはまさにその通りだと思った
べみほがあれだけフラフラになるのは珍しいと感じた
かとしのたりふたTシャツ
アリーナツアー
運営→メンバーの一方的な指示しかないと感じた
もっとディスカッションしてほしいと思った
ツアーを経てメンバーも同じことを感じていたのだとわかった
逆にメンバーがわがままを言いすぎると欅の二の舞だが、日向坂にはその心配は要らなそう
メンバーがひとつになるため、そして運営やライブ演出も含めてチーム日向坂としてひとつになるために話し合いは必要
運営がそれにもっと早く気づかなかったのも問題
この頃から卒業の覚悟を決めていたべみほに2回目の涙
6thシングル
お美玖がセンターに選ばれてからのスイッチの切り替わり、センターを務める覚悟を感じた
フォーメーション発表時とMV撮影時、ライブパフォーマンス時ではそれぞれ全然表情が違う
ってかのMVは今までとスケールが違うと改めて感じた
このMVを見た後のアザトカワイイは正直ちょっとショボく感じてしまう
小坂菜緒復帰
こさかなの復帰シーンは本当に戻ってきてくれてよかったと思った
こさかなにもう一度戻りたいと思わせてくれてありがとう、これは完全にメンバーの勝利
7thシングル
フォーメーション発表のキャプテンが大人すぎる、もっと素直に喜んでもいいのに
みくにんといる時のこさかなは本当に甘えん坊で逆転現象
愛萌さんの穴空き服
濱岸ひよりひな誕祭欠席
べみほの泣き崩れ方が嘘のようで実にドキュメンタリー向きのシーンだった
本人が意識していたかはわからないが、映画の撮れ高を作るという点ではある意味女優魂
日向坂は本当になかなか全員揃わないグループ
リハのために幕張抑えてるの凄い
念願の東京ドーム当日
卒業生の姿が見れて嬉しかった
来てるのはわかってたけど、まさか芽実の姿が映像でまた見られるとは思わなかった
間違いなく25人で辿り着いた東京ドームだった
東京ドームのひらがなけやきで一番の号泣
ジョイラのシーンがないのは不服(円盤の販促?)
卵のサプライズ失敗は綺麗になかったことに
エンディング(飛行機雲ができる理由)
エンディングのセンスは前作の方が高かった
選曲は完璧だったが、映像はもうちょっといいのなかったのか
卵を流して綺麗に完結させるよりも飛行機雲の方が未来に繋がるいいエンディングだった
映画を見終えて
「あまりストーリーにされるのが好きじゃないメンバーが多い」
→ひらがな時代が不遇の歴史のように語られるのもメンバーにとってはあまりよくないのかも
運営はもちろんだが、ドキュメンタリースタッフももう少し考え直してほしい
いろいろな絶望を乗り越えてメンバー同士、メンバーとスタッフ、メンバーとおひさまそれぞれの結束がまた一段階深まった気がする
東京ドーム公演を終え、“自ら道を開拓しながら進む”現在は再び最高のチーム状態になったと思う
メンバーの卒業や加入が訪れるこの時期にまたこういう状態になれたのは凄くいいこと
渡邉美穂卒業セレモニー
公開日的に難しいのはわかるが、できればべみほの卒セレまで入れてほしかった
今回のなかなか全員揃わないもどかしさを描くストーリーなら22人揃った卒セレは入れるべきだった
円盤化の時はぜひエピローグとして入れてほしい
まとめ
今回の映画の主役は渡邉美穂・加藤史帆・佐々木久美の3人
みんなそれぞれ同じ悩み、違う悩みを持ってはいるだろうけど、キャプテンはそれを言語化する能力がずば抜けている
だからこそキャプテンに相応しい人物なのだと改めて感じた
こさかなの休業をそこまで厚く描かないのは意外と思いつつ日向坂らしいと思った
もし欅だったらこさかな休業をもっと深く扱ってたと思う
監督がTBS局員ということもあり作りはテレビ的だと思った
正直劇場で見なくてもCSのテレビ放送や円盤で見ても全然いいとは思う
欅のドキュメンタリーの方が映画的で劇場で見る価値はあったと感じた
映画を見ているおひさまも含めみんなにそれぞれの「希望と絶望」がある
当たり前だがメンバーも我々と同じ人間なんだと改めて感じることができた映画
ただ同時に一部にはそれを理解していない人間もいるということがわかったのが一番の絶望だった