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禁煙宣言2025

40歳になったら煙草をやめてみるかなと、これと言った理由はとくになく決めてみました。
2月7日に40歳を迎えたのですが、その時点で残り1箱ちょっとあったので1日だけ延長し、つい先ほど最後の1本を吸い終えたのでここからがいよいよ本番。


最後の一服


さよなら煙草ライフ


煙草をやめたいと思っていたわけではないけど、まぁ時代的にしょうがないかな。
男の煙草のきっかけなんて、ほぼほぼカッコイイとかそんな類の粋がりからなんだろうけど、2025年現在の日本で言うとカッコイイどころか軽蔑に近い眼差しで見られることもあるし、アイコス誕生以降に至っては喫煙者の中にもヒエラルキーが存在し「まだ紙巻なんて吸ってんの?」とか「紙巻臭いんだよなー」みたいな現象もしばしば。
電子煙草のみOKの居酒屋だったり、電子煙草のみ座席でOKのパチンコ屋だったりと、紙巻煙草者への社会的ハラスメントのオンパレードです。
一定数ルール(ポイ捨て、路上喫煙など)を守らないアホンダラのせいで、こんなにも肩身の狭い有様。
電子煙草勢も「俺は電子煙草だから笑」みたいにグレーゾーンな場所で平気で吸ってるし、煙こそ出ないけどオナラみたいな焼き芋みたいな臭いをまき散らしてるんだけどな。

煙草は人生の半分を過ごしてきた相棒みたいなところもあったりするし、喫煙所で育んだ人間関係や愛情や友情や上下関係も懐かしい。
人見知りだった僕にとっての喫煙所の時間は相当な潤滑剤として生きていたと思うし、愛煙家の上司や先輩からはかなりの恩恵を受けたような気がする。
こんなことばっかり書いてるとやめるのをやめたくなってくるな。

思い出ついでに煙草遍歴でも書いておくかな。
一番最初の銘柄は『ラッキーストライク』。
ソフトパッケージでフィルターも茶色くてこれぞ煙草!みたいな王道のカッコ良さをチョイス。
カッコイイしお気に入りだったものの、何かが身体に合わずにだんだん肺が苦しくなりギブアップを選択。
次に選んだのはオジサン臭いけど重たさで粋がる『セブンスター』。
これは結構吸ったね。
ずーっと1日2箱以上吸ってたかもってぐらい吸ってた。
2011年3月に東北地震が発生し、その直後から日本煙草が店頭から姿を消してしまい、これはイカンと銘柄を変更することに。
敬愛してやまないコントの神こと志村けんさんが吸っていたという理由だけで決めたのは『アメリカンスピリットのライト』。
結果的にこれが1番長く吸っていた煙草になったのかな。
さきほど最後の一服をしたのもこのアメスピ。
メンソールには手を出さなかったし、電子煙草にも手を出さなかった、悔いのない硬派な愛煙ライフだったと自負しております。

子供の頃は「うわっ!煙草くせー!」などと言いがちですが、僕は昔から母親が吸う煙草を見て「うらやましいなー」とか「良いにおいだなー」と思っていた吸うべくして吸ったタイプのエリート。
煙草を吸ってる僕を初めて目にした時の母親の悪い顔はなんだか記憶に残っています。
時代的に自動販売機やコンビニでもどこでも誰でも買えたし、今みたいに値段も凶悪じゃなかったんだよね。
210円~230円あたりがデビュー戦だったような。
当時は500円あれば、原付のガソリンを満タンにして煙草を1箱買うみたいな感じ。

ここまで煙草のことをつらつらと書いてきましたが、いよいよ本格的に早くも一服したくなっております。
感傷的になって、さもやめられるかのように書いていますが実際にどうなるかは僕の根性次第。
さぁ見事禁煙成功となるか乞うご期待です!

最後に、目標としては『元喫煙者の嫌煙家』にだけはならないように気を付けたいと思います!

ほなさいなら。

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