摂食障害の変遷②
摂食障害について、どのような変遷を辿ったかを文字に起こしたいと思います。
その変遷の中で、どのような心境であったかも書き留めておこうと思います。
変遷に関して、前回の『摂食障害の変遷』に記載した①~④を参考に、より詳細に記載します。
①-1 拒食(拒食前期)
我慢して我慢して我慢。
食欲はあるが、何がなんでも食べたくない。
明らかに痩せ始めたことで周囲から食への圧力をかけられる。
①-2 拒食(拒食後期)
我慢しなくても食べなくなる。それこそ食べられない。
食欲もないし。空腹が快感になる。
周囲の反応が「食べた方が良いよ」から「食べなきゃダメだよ」
になる。
②普通食
何かのきっかけで食事をとるようになる。
何らかの機能で食べても体重が増えない、または減る。
少な目の食事を度々とるようになる。
③-1 過食(過食前期)
少な目の食事をとりはじめ、しばらくすると体重が増え始める。
抑圧していた食欲に歯止めが利かなくなる。
周囲は食べ始めたことに対して満足する。
③-2 過食(過食後期)
周囲から「太った?」と言われ始める。
食べたくなくても食欲が止まらず、自分を抑制できない。
拒食前期の我慢の反動が来ているのではないか、と考えている。
④過食嘔吐
何とか痩せたくて見様見真似で嘔吐してみる
(私の場合)指吐きが板についてくる。
どうやって普通に食べていたかを思い出せないくらい
摂食沼に嵌る。
以下、過食嘔吐過食期と過食嘔吐拒食期を無限ループ
私の場合は、周囲の反応も相まって、ますます過食嘔吐が激しくなりました。
過食嘔吐に嵌り始めた頃が、最もいろいろ言われたと思います。
また、同性よりも異性の方がスタイルへの言及は厳しかったです。
現在は、過食嘔吐が日常に組み込まれ、体形の変動が落ち着いています。
しかし、少しでも体重の増減があれば不安と焦燥感でつぶれそうです。
精神的に弱って体が動かない時も、何かをやり遂げられなかった時も、いつも食にぶつかっては吐いて、吐いた後は後悔や不安で放心状態が続きます。
せめて、自力で普通の食事ができるようになるまで回復したいと願っています。