もしかして母は認知症かも?と思ったハナシ その4
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●「お母様は認知症です」と言われて薬をもらった頃のハナシ。
とりあえず薬を飲ませてるけど
後はどうしたらいいのだろう?
(>_<)
薬を飲んでも特に変わらない。
相変わらず、同じ事を繰り返し言う。
私も3回くらいまでは
「へぇ〜」と聞いているが、それ以上続くとイライラしてしまい
「わかったから」ときつい言葉で返してしまう。
そして自己嫌悪に陥る…。
(T_T)
母は病気なんだから優しくしなきゃいけないと、わかっているのに出来ない。
そして自分を責める。
毎日毎日この繰り返し。
その頃、日常生活にも支障が出てきた。
父は入院中なので母は1人で暮らしていたのだけれど、
冷蔵庫の古いものを食べてお腹が痛くなったり、
財布や鍵をどこにしまったかわからなくなったり。
1人での生活は厳しい。
これからどうしたらいいかも考えなくてはならない。
何から始めたら良いのだろう?
以前相談した友達が、市役所にある包括支援センターに相談に行ったら?と言ってたのを思い出し、行ってみることにした。
●包括支援センターへ行く。
というわけで包括支援センターへやってきた。
係の方が
たくさんの書類を見せてくれて
介護保険の制度を教えてくれた。
しかし、
しかし、しかし、、、
さっぱりわからない。
頭に入ってこない。
さらに。
「介護認定を受けて下さい、ケアマネージャーを探して下さい」
って施設名が載ってる一覧表を渡された。
「え!?」
ケアマネージャーさんって自分で探すの?
この一覧表を見て?
分かる訳ないじゃん〜。
どうしたらいいんだろう。
困った私は、父が入院している病院の相談員さんに助けを求めた。
詳しく今の状況を聞いてくれて、母に合いそうなケアマネージャーさんを紹介してくれることに!
本当に天の助け。
とにかく周りにたくさん話をして、助けてもらわないとわからないことばかり。
急に始まる介護生活、自分から助けて、教えてって言わないと気づいてもらえない。
とにかく困ってますって話すこと!これが本当に大事!
自分でケアマネージャーさんを探すって、みんなどうやって探してるんだろう。
●ケアマネージャーさんとの出会い
この日は、私にとって忘れられない日になった。
40代くらいかな?優しそうな人だ。
挨拶をした後、こちらの現状を話す。
じっと私の話を「そうですか」と頷きながら聞いてくれる。
話がひと通り終わると
「大変でしたね」
と私の手を握ってくれた。
( ; ; )
涙が出た。
「大丈夫ですよ。私達がついていますから」
。・°°・(>_<)・°°・。
涙がポタポタ
号泣です。
なんだかすごく安心したんだよなぁ。
肩の力が抜けたというか、
1人で全部考えなくていいんだ。
助けてくれるんだ。
この人なら安心できる。大丈夫。
この人にケアマネージャーをお願いしようと直感した。
とにかくホッとした。
前に進める!
「まずは要介護認定ですね」
その5へつづく
これが大変だった。介護認定。
つづきはこちら↓
ライター:レモンの木 さん(pastelDコミュニティメンバー)
「お姉ちゃんに任せておけば大丈夫だから」
これが母の口ぐせ。(TT)
長女の私が認知症の母と同居して7年。
家族と共に、日々、試行錯誤しながら頑張ってますが、お姉ちゃんに任せておけば大丈夫って…。
なんで私ばっかり!が本音。
たまに逃げたくなって、プチ家出してます。