「知覚力を磨く――絵画を観察するように世界を見る技法」を聴いている
「知覚力を磨く――絵画を観察するように世界を見る技法」をAudibleで聴いているのだけれど、アファンタジアの私には衝撃的な内容だったりで。よく分からない部分もありすぎるので、Kindle本も購入した。
勇気づけられる話が語られているのと同時に、アファンタジアの人はどうすればいいのかな? という疑問が浮かぶ。盲目のかたの話やディスレクシアのかたの事例が興味深かった故に。
「眼では見えないものを脳で観る」という話。
著者さんは、脳で観る機能を「 マインドアイ」。脳で観られる像を「 メンタルイメージ」と呼んでいる。
集中観察で鍛えられるということで。後半には実際の方法なども語られている。
絵を観るとか絵画鑑賞というテーマの本を続けて聴いているのだけど。
(『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~』こっちも、今度、書く予定)
かなり、なんか私的にショッキングな内容が多い。
この方法で、私は、マインドアイを鍛えることが可能だろうか?
高校時代から、美術コースでやってきたことなんかも含まれている。やったことがある内容。でも、私……どうなのかな?
「あなたのマインドアイは、どのくらい観えているか?」
という項目では、全く観えていない。と、答えざるを得なかった。
ビジュアルシンキング、という言葉がサラッとでてくる辺り、これって程度の差はあれ普通にできることなんだな、と、痛感した。少なくとも、鍛えることで鮮明にできるのだろう。通常は。
私の知人も、言葉で思考するこはない、と、断言していた。イメージで思考、ようするにビジュアルシンキング。これは、「言葉をベースにした思考とは比べものにならないくらい迅速に知覚が進む」、とのこと。
人間の眼はユニークな感覚器で、触覚・味覚・聴覚・嗅覚なども感じることができる、という話にも驚愕した。
私は、これは皆無。
アファンタジア故なのね。
じゃあ、やっぱり、以前に書いた科博での特別展「和食」。みんな、この展示会みたいな場所では、味覚や臭覚、食感、食べるときの音、そういうのを観ることで感じられる、ってことなのね。
これは、他の人はどうなのか知りたかったので、ひとつ答えを得られた感じする。
他にも、興味深い内容が天こ盛りなので、もう少し思考が纏まってきたら「知覚力を磨く――絵画を観察するように世界を見る技法」に関して続きを書こうと思う。
AIイラストはPixAIで生成。