小さい頃から作ること、何でも好きだった
人とのコミュニケーションは苦手だったけど、手先はわりあい器用だった。やってみたいこと、たいていは上手くできた。特に手芸とか、何か作ることは得意だった。母の手芸好きも多岐にわたっていたから、小さい頃は一緒によく色々作っていた。
ただ、母ほどの根気が小さい頃の私にはなく。即座に出来上がらないと飽きてしまうところはあった。だから好きにもかかわらず、編み物ではなかなか大物は作れなかった。それでも、頻繁になんらか作ってた。
レース編みで小物を作るのは、すぐに出来上がるから楽しかった。
パッチワークに、キルト、お手玉作ったり、巾着袋作ったり、手縫いの裁縫系も色々やったなぁ。クロスステッチの刺繍とか。ニードルパンチの刺繍とか。でも、家庭科の成績、そんなに良くはなかった。出来上がりを急ぐあまりに雑だったからなぁ。
母の内職、父の奇妙な趣味、そのせいで、家には色々な道具があった。小学校の頃からハンダ付けやら、木工細工やら、彫刻的なものやら。
大人になってからは樹脂粘土細工が、とても楽しかった。綺麗な海外のビーズと合わせたり、工夫するのも楽しかったな。切り絵も随分作った。黒い髪で切り絵を作成して裏からグラデーションの色紙はってなかなか綺麗にできた。それは今も残ってる。
こんな風に書いてるけど、時系列はバラバラ💦
時系列正しく思いだすことはアファンタジアのせいかどうか分からないけど苦手。
最近、復活したドライフラワーも、思えば郷里にいたころから私は作っていたらしく。母に言われてようやく思い出した。そういえば、小さな庭に、貝殻草とかドライフラワーにピッタリな花があった。独り野山を駆けまわり、色々採集したりもしてた。
中学の頃かな? シリカゲルによる埋没法のドライフラワー、というのに興味を持った。シリカゲルと電子レンジを使う方法が勧められていたけど、家に電子レンジはなかった。
それでも時間がかかっても埋没法、試したい!
俄然、そう思ってチャレンジしようとしたけどシリカゲルが手に入らない。当時手に入るシリカゲルは菓子などの袋に入った乾燥剤の粒状のものだけで。今みたいに通販もないし、どこで手に入るものか途方にくれた。それでもどうしても作りたくて、コツコツと大量に粒のシリカゲルを集めて試した。当然だけど、やはりダメだった。
グリセリンに漬ける方法とか……どうかな? これも、グリセリンが当時は手に入らなかった。
そういえば、小学校の頃かな。電池不要のラジオを作ったことがある。
そういう方面は、父の得意分野だったけど。
どうやって作ったのか、もう覚えてない。でも、ちゃんとラジオができた。電池もないのに音が聞こえる不思議。そんなものが作れたことに感動した記憶が残ってる。
小さい頃から作ってみたもの。少しずつ思いだしてみるのも楽しいかもしれない。
AIイラストはPixAI-Rosebudで生成。