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「1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵」メンターとメンティ

実際のところ、どうしてこの本を買って読み始めたのか、全く自分で意味が分からなかった。その不思議な感覚は、読み始めて読み切るまで続いた。珍しくほどんどメモもハイライトもなく。なぜか、ただ読んだ。

1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵』ケン・ブランチャード著、クレア・ディアス=オーティス著

メンターって、自己啓発本には良くでてくる。でも、感覚的に全然分からないし、この言い方には馴染みがなく。英語苦手な私としては、日本語で言ってよ~、って毎度思ってた。まして、メンターとメンティ。

メンター(Mentor)は、日本語で「指導者、助言者」と訳されます。 ビジネスにおけるメンターは、自身が仕事やキャリアの手本となって、新入社員や若手社員に助言・指導をし、個人の成長や精神的なサポートする人を指します。

メンターとは?役割と期待される効果、実施するうえでのポイント|グロービスキャリアノート


まぁ、きっと訳されたところの指導者や助言者と、メンターって微妙に違うんだろうなぁ。この本を読んだから、メンターとメンティに関して、どういうものかは理解できた。(メンターって、個人的には悪徳商法グレーゾーン的なところで良く使われている言葉だったから拒否反応があったのよ、ここだけの話)


不思議な縁というものはあるもので。この本の感覚でいえば、私にもメンターといえる人がいる。幸運にも。
そして、なにやら、最近、メンティらしき存在もできた。まぁ、契約してるわけではなく、私が勝手にそう思ってるだけではあるけど。

この本で読んでいたときに感じていた、メンター的な気持ちになる相手。 何かを教えてるわけじゃないんだけど、励ます事で、なんか私のほうが元気もらっていて、懐かしい感覚を思い出させてもらってる。

なんか、『1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵』は、読みながら全然よく分かってなかった本なのだけど、後からじわじわ効いてきてる感じ。

メンターとメンティという関係性、それによる気づきの大きさ、というものを実体験し、吃驚びっくりしてる真っ最中。
なんと、まぁ、タイムリー。
初心を思いださせてくれる、というのとは少し違うのだけど。志した当時の自分のこと、思い出した。ヘンな妥協などせず、ひたすらに自分の世界観へのこだわりを持っていた。いや、結局、最終的に妥協などできないくせに、最近の私は、物分かりの良いところ見せようとしてか、それが美点だと思い込むところがあった。
そうか。
私が見失っていたもののひとつ、見つけた!

過去に強烈なPTSD的なトラウマを刻んでくれた事件があった。フラッシュバックも相俟あいまって物質的にも精神的にも色々失った。端から再構築して、長い時間が必要で、それでも見失ったままだった大事なもの。
ひとつ。
でも、それは、とても大きな「ひとつ」だ。感謝しかない。

1分間メンタリング 進化を引き起こす6つの鍵』を、読んだタイミングは、絶妙だったと言わざるをえない。導きを感じる。読書って面白い。何でも読んでみるものだとつくづく思った。


AIイラストはPixAIで生成。

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