その方法が可能だったらステキだから。ちょっとアレンジ考えてみる
小説家になって億を稼ごう 松岡圭祐
良い本ですよね。
わぁ、こんな方法、教えてくれちゃうんだ!
この本を読んだ時、私はまだ、アファンタジアの自覚が薄かった。
視覚として脳内再生ができないのは、小さい頃から自覚してたけど。そういう人が大多数だと思ってたから。自分を基準に考えるからね。それに普段は、あまり不自由はないし。
だから、本を読んだときは、なるほどね、と感心。特に、最初の準備部分は、私でも可能。これは効果ありそう! って、ウキウキした。
でも、まぁ、直ぐに、この方法は私にはできない、と、思い知らされた。
一部のできる人、ちょっと羨ましい、などと思ったが、それからしばらくして自分のアファンタジア状態が、だいぶ一般と違うと分かった。
あ、じゃあ、大抵の人、この本のやり方、可能なんだね!
可能な方々、やってみてほしい。
やってみたら、どんな感じに可能なのか、ぜひ、教えてほしいと思う。
どこの部分は可能で、どこが難しいか。
私は「想造」というのは、ある意味で可能。でも特に、「まだメモもとってはなりません」の部分でダメだ! と、実感した。
頭の中で、ありありと人物を動かす、というのは、元よりできない。メモせずに頭の中で練る、っていうのは不可能なのだ。
メモするしかない。メモするな、というが、メモしなかったら、カケラも覚えていないから、せっかく「想造」しても、なにも残らない。消えてしまう。「想造」しただけでは、何もしなかったと同じになってしまう。
頭の中で練る代わりに、外部装置がアファンタジアには不可欠だと思う。
その外部装置っていうのが「メモ」。
その方法としては、
プロだけが知っている 小説の書き方 森沢明夫
のほうが、よいかも?
私は似たようなことを、アウトラインプロセッサを使ってやってる。
頭に浮かんだシーンは全部メモして、40話分の適当な場所にどんどん書き加える。そして、順番入れ替えたりしながら、ひたすらメモを足す。
ただ、「頭のなかにも「まるで映画のような」景色が流れ出すわけです」と、この本にも書かれている場所があるので、そういう映像化が脳内でできる方なんだなぁ、と、改めて思い知らされたり。
この本を読んだとき、やっぱり、私は、アファンタジアの自覚が薄かったんだなぁ、と。
AIイラストはPixAIで生成。