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50代、60代の女性が「初めて気づく」重大な問題と、スッキリ暮らすためのヒント

片付けを後回しにしていると、どんどん溜まってしまうもの

田舎の家は広く、家族が増えた時は重宝していました。でも、年を重ね、子供たちが巣立つと使わない部屋が物置になりがちです。

気がつくと、親の代から受け継いだ物や、古い家財道具がどんどん積み重なり、家のあちこちに置きっぱなしになってしまっています。

そして、「片づけないといけない」という心の負担にもなってきます。

なぜ今、片付けが必要なのか?を意識しよう。

私たちはいつまでも若く健康でいられるわけではありません。体力や気力が衰えていく中で、不用品を片付けることは、自分自身のためだけでなく、大切な家族のためにもなるのです。

重いものや大きな家具も、今のうちに片付けておかないと、いずれ子供たちに負担をかけてしまうかもしれません。年を重ねるほど気力や体力も衰え、片付けにかかる時間やお金、労力も増えてしまいます。

今ならまだ、自分で片付けられる力があります。少しずつでも、自分にできる範囲で片付けを始めて、将来の安心や、家族への思いやりにつなげていきたいと思います。


今年の目標は使わなくなった2階の部屋をスッキリさせること

今年の目標だった2階の片付けも、なんとか70%まで進みました。収納ボックスにしまったまま何年も経った洋服や、サイズが合わなくなった喪服、使わなくなった寝具類、置物、そして昔の分厚いアルバム…。たくさんのものが整理を待っています。

しかし、ここからが難関です。一つひとつについて「保管するか、処分するか」を判断しなければなりません。さらに、処分すると決めても、ゴミの分別が必要で、まだ使えるものや売れそうなものも出てくると、「どうするか?」と悩んでしまいます。

そして、たとえば大きな婚礼ダンスなどの家具も、そのまま置いておくか手放すか、なかなか決断がつかないものも出てきて、考えることが尽きません。

実際に片付けを進めてみて、「これは本当に時間も労力もかかる」と実感しました。この大変さは、やってみないと気づけないかもしれません。「今のうちにやっておいた方がいい」とは聞いていたものの、いざ始めてみると想像以上に手間がかかり、体力も必要です。

やってみてこそ分かるこの難しさを感じながら、少しずつでも進めていくことの大切さを実感しています。


さらなる難題は、目に見えない「デジタルの片付け」

部屋がスッキリすると、心も軽くなり、毎日が少し楽しく感じられるようになりました。しかし、まだ片付けるべきものがたくさん残っています。

それは、パソコンやスマホに溜まった膨大なデータです。未整理のメールや、増え続ける写真たち…これら「見えないモノ」が、今の私には意外と大きな負担に感じられます。

また、年齢を重ねるにつれて健康の大切さを実感するようにもなりました。若いころは多少不摂生をしても平気だったのに、最近では疲れやすく、体調を崩しやすくなり、体力の衰えを感じることが増えてきました。

まずは目に見えるものから片付けるのが効果的です。見えないものは意識しにくく、整理のハードルが高く感じますが、目に見える場所を片付けると次のステップにも進みやすくなるように思います。今年も残りわずか。少しずつ片付けて、心も生活も整えていきたいと思います。


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