遠回りも大事な道のり:私の学びと気づき
選択の失敗から学んだこと
最初は楽に稼げるのでは?と始めたものが、実際には全く楽ではなく、時間も労力もかかる地道な作業が続いたことから、分かってきました。
うまくいかなかったことを振り返ると、多くの教訓を得ることができました。この長い道のりで学んだことを、以下の7つの見出しに分けてお伝えします。
1. 楽に稼ぎたいという幻想
「楽に稼げる」という言葉に魅力を感じて、いろいろなことに手を出してきました。「楽に」と思っていたのに、実際にはどれもすぐにはうまくいかず、簡単ではありませんでした。
どんなことも時間と労力をかけ、地道に取り組むことが必要であるとわかったのです。自分で考えたものを商品化したいという目的の達成までの道のりは果てしなく感じました。
認知の壁
商品化の段階になっても、それよりも大変だったのが認知をしてもらう壁でした。私は販売の経験がなく、リアルでもネットでもまったく分からないまま、少しずつ進んでいきました。
全国の人への販売を考え、ブログを更新して認知してもらい、ホームページから知ってもらうという地道な発信を続けてきました。
順調に売れる時もあれば、まったく注文が入らない時もありました。しかし、試行錯誤を繰り返し、少しずつではありますが、顧客を増やすことができました。おかげさまで、今年も販売を続けることができています。
この過程で得られた経験から、問題に気づけば改善し、よくあるお問い合わせにも対応ができるようになりました。このような価値のある経験が生まれました。
しかし、これらの経験を活かして商品を改善していく中で、新たな課題にも直面しました。それは、他にはない商品だと自負していても、一点だけでは限界があるということです。
一人で全ての作業を行うため、商品の開発、顧客対応、マーケティングなど、様々な業務に時間がかかり、どうしても新しいアイデアの創出や、より細やかな顧客対応にまで手が回らないという状況がありました。
ちなみにその開発した商品は、こちらです。
やってみたかったことは他にも出て来ました。趣味のパステル画を販売したいと思い、サイトを作ってキャンペーンをやりました。しかし、サイト作成は出来ても、認知してもらうことが出来ず、壁にぶつかり、途中で投げ出したくなることもありました。これらの経験を通して、物事の計画性や、困難に立ち向かう心の大切だと気づけました。
2. 失敗の積み重ねから見えてきた方向性
やっていることを整理し、不要なことを手放していくと、自分に合った方向性が少しずつ見えてきました。元サッカー選手の中田さんとB'zの稲葉さんの対談で、「好きなことを見つけるには、失敗を繰り返すことが必要だ」と聞いたことが印象に残っています。私自身の経験からも、失敗の積み重ねが方向性を見つけるための鍵だと感じました。
3. 老後の心配から始めた不労所得の追求
老後が心配で、不労所得を得ようと考えたことからがスタートでした。でも、それは思ったほど簡単ではありませんでした。普通の主婦が少し頑張ってみた程度では、資金力も人的パワーも知恵も足りませんでした。途中であきらめたり、個人でやるには難しいことも多かったです。しかし、たくさんのことを学びました。自分の能力や限界を知る良い機会にもなりました。
4. 好きなことで稼ぐ難しさ
「好きなことで稼げればいい」とよく言われますが、実際にはそれが売れるものかどうかは別問題です。もし売れないものであれば、努力は虚しいものになります。また、行動が足りなければ結果はついてきません。中途半端な取り組みでは成功は難しいという現実にも直面します。
5. 地元の人とのつながりの重要性
始めは全国的な展開を目指していたものの、実は地元の人とのつながりが大切だということに、気づけました。地元の人々との信頼関係が、重要な役割を果たすことを理解したのです。遠回りしていたものの、この気づきは貴重でした。
例えば、地元のマルシェに参加した際、いろんな方と直接話する機会があり、私の商品の魅力を伝えたり、お客様からの貴重な意見を聞くことができました。
その経験から、地元のお客様との繋がりこそが、私の商品を成長させる原動力だと実感しました。
6. 手放すことで見えてきた方向性
無駄なものに時間やエネルギーを使わず、本当に価値のあることに集中することで、目標に効果的に向かうことができます。
考えたものを商品化したいと思っても、当初は1つに絞り込めず、あれもこれもあったらいいなぁ~と思っていました。でもそんなことを進めることなんてできません。資金も人の力もないのですから。もし1つに絞れなったなら、きっと今でも商品化は出来ていなかったことでしょう。
ほかのアイデアを手放したからこそ、商品にすることが出来たのだと思っています。
7. 新たなスタートへの準備
これまでの経験と学びを活かして、新たなスタートを切る準備が整いました。うまくいかないことから学び、方向性を見直しました。地元の人とのつながりを大切にすることに気付けました。これからも自分に合ったことを選び進んで行きたいと思います。
同じような悩みを抱えるあなたも、過去の経験を振り返り、これからの目標に向かって一歩踏み出してみませんか?たとえば、新しいスキルを学んでみたり、小さなことから始めてみるなど、自分のできる範囲から挑戦してみましょう。失敗を恐れる必要はありません。むしろ、失敗から学ぶことで、より成長できるチャンスなのです。あなただけの『道』を見つけるために、今すぐ一歩を踏み出してみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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