2020年ドラフト候補 〜高校生野手編〜
こんにちは、pasta(@ny_is_metsfan)です。
今週、春のセンバツ甲子園の出場校が発表されますね!
発表されたら出場校の注目選手の記事を作ろうと思いますので、ひとまず投手(投手編はこちら)と同じように、センバツ関係なく注目選手について語っていきたいと思います!
2020年ドラフト候補について思うこと
・実績が少ない選手が多い
全国区で目立つような選手が例年よりも少ないイメージです。言い換えるならば、現時点でドラフト上位確実と断定できるような選手が少ないです。なので、気になる選手は数多くいますが、自信を持ってドラフト候補として挙げられないというのが正直なところです。
・アマチュアレベルで三拍子揃っているタイプが多い
センス抜群で走攻守三拍子揃っているタイプが多い印象です。ですがそれはあくまでアマチュアレベルでの話であり、プロで通用するのかというと何とも言えないです。
・線が細い選手が多い
プロで早期から活躍する高卒選手は、プロ入り時点で比較的体が出来上がっている(もしくは、もともと大きいがプロに入ってさらに成長する)タイプの選手が多いです。今年の選手を見ていった時に、体ががっちりしている選手はそう多くないように感じます。
今後の注目ポイントと動向予想
・春と夏の甲子園の全国大会
現時点で実績が少ない選手が多いので、今後の甲子園には特に注目しています。
・この冬を越して、一気に体が仕上がるドラフト候補生が出てくる
この時期に一気に成長してくる高校生も多いため、新たな逸材の名前が挙がると思います。
・大学や社会人に進む候補生が例年以上に多くなる
ただ現時点で話題になる選手が例年よりも少ないのは事実です。高卒プロ入りより、進学や就職を選択する選手が増えると思います。
注目選手
西川 僚祐(東海大相模)
186cm95kg 右右 外野手
現時点では、この西川選手と明石商の来田選手が最有力なのではないでしょうか。東海大相模のスラッガーの中でも頭一つ抜けています。とにかくスイングが強く、広角に飛ばせるパワーは本物で、選球眼も悪くなく、しっかりとボールを見極められているのもいいと思います。ただ、全国区の投手相手には苦労している一面もあるので、今年どのような結果を残すのか注目です。
山村 崇嘉(東海大相模)
180cm85kg 右左 一塁手
東海大相模のスラッガーでもう一人注目しているのが、この山村選手です。高校通算44本のパワーも魅力ですが、山村選手最大の特徴は打撃の柔らかさがあります。智弁和歌山の黒川選手(楽天2位)にパワーをプラスして、アプローチと選球眼をマイナスしたようなイメージです。
井上 朋也(花咲徳栄)
181cm81kg 右右 外野手
高校通算47本のパワーが魅力の大砲で、バットにボールを乗せるのが上手く、木製バットでもスタンドに叩き込めるのではないでしょうか。ぜひ木製バットでの打撃も見てみたいです。最近では三塁守備にも挑戦しているみたいですが、うまく行けばプロからの評価もさらに高まっていくと思うので、守備にも注目していきます。
西野 力矢(大阪桐蔭)
180cm95kg 右右 三塁手
今年の大阪桐蔭には強打の選手が揃っていますが、個人的にはこの西野選手に注目しています。通算24本ですが最近出るペースが増えているので、どこまで伸ばせるか注目です。見た目通りパワーが持ち味ですが、広角に飛ばす柔らかさも備えています。三塁守備もまずまずで、西武の中村選手2世になり得る存在です。
その他注目選手
関本 勇輔(履正社)、度会 隆輝(横浜)、津田 啓史(横浜)、中山 礼都(中京大中京)、奥村 真大(龍谷大平安)etc…