手打ちパスタを作ってみました
コパンは生麺パスタの専門店です。
こだわりの生麺を使用して、これに合うソースと具材で、オリジナリティーのあるコパンらしいパスタを開発しております。
前回の投稿に書いたとおり、パスタには沢山の種類があり、一般的なスパゲティーという断面が丸く、長い麺もパスタの一部になります。
このような形状や長さ、素材の配合などにより、無限に広がるパスタについて、もっともっと知識を専門店らしく深めて行こう!という想いから、なんと今回は、粉から手打ちパスタを作ってみました。
恥ずかしながら、工場で生産するのとは異なり、手打ちは始めての試みで、一体何が起こるのか!?というドキドキ感があり、いつもお店で、お客様の提供しているスパゲティーと、どのような違いが出るのか?とても楽しみでした。
それでは、順に手打ちパスタの工程に沿ってお伝えします。
まずは、こちら
市販の物ですが、セモリナ粉です。
パスタには、専用のセモリナ粉という小麦粉を使用します。
パスタとは、小麦粉と水を練り合わせて作られた食品のことを指しますが、基本的に、このセモリナ粉という特別な小麦粉を使います。
いろいろな配合がありますが、まず第一弾としては、このセモリナ粉を100%でパスタを作ることにしました。
セモリナ粉100%です。他の小麦や、つなぎに卵などを混ぜたりはせずに、水と塩のみで練り上げました。店舗で使用しているスパゲティーと同じ内容です。コパンでは、セモリナと塩だけの麺を使用しています。
蕎麦粉100%の十割そばみたいなイメージです。
こんな感じで、大きなボールに入れます。
塩をパラパラ
水を加えてます。
そして、まとめあげます。
とにかく、押しながらまとめます。
だんだん、まとまって来ます。
なんとか1まとまりになりました。
ここまでは、意外と簡単でした。
まだ、まとめただけで、表面がごつごつしています。
そして、ここからが大変でした。
とにかく、こいつを滑らかになるまで、ひたすら練ります。
体重をかけながら、潰して行きます。
引っ張ったりせず、とにかく練ります。
斎藤店長が汗だくになりながら、ひたすら練りました。
とにかく、練る。
練る。
練る。
練る。
練る。
ちょっと、手ごたえが変ってきました。
粘りが出てきました。
そして、引き続き、
練る。
練る。
練る。
練る。
だいぶ滑らかになりました。
そして、形を整えたのが、こちら!
ツルツルです。
10~15分くらい練りました。(汗)
そして、これを15分ほど寝かせます。
その間に、パスタマシーンを設置します。
ジャーーーーーーン!
IMPERIAというパスタマシンです。
イタリア製
歯を変えると、いろんな形状の異なるパスタが出せます!
かっこいいーーー!
それでは、先ほど寝かした生地を平たくして、パスタマシンに入る厚さに整えます。
麺棒を使って、くるくる。
この良サイズをもって、回ってくれる方式の麺棒が良いですね。
いやー。
本当に、ここまで大変でした。
工場に感謝です。
パスタマシンで、厚さを整えます。
だんだん、それらしくなって来ました。
この段階で既に、いつも使っているコパンのパスタってすごいなぁと思いました。手打ちって、手間がすごいです。
そして、やっとシートが出来ました。
これを使って、ラザニアにしたり、ショートパスタを作ったする原型のところです。
いよいよ。
パスタマシーンにシートを投入します。
いつになく、真剣な表情の斎藤店長。
来たーーーーーーーーーーー!
コパン初の手打ちパスタ!試作1号!
すばらしい!
ちゃんと麺になっています。
この不ぞろいな感じが、なんとも手打ちらしいです。
包丁で1食分をカット
ついに、ついに完成です!
コパン初の手打ちパスタ!
初めての試みですが、なかなか上手に出来ました。
さて、これをいよいよ茹でて、食べてみる訳ですが、
果たして、味は?・・・・・
まずは、茹でてみました。
そして、この続きは、またお伝えしたと思います。
コパンでは、コパン農園に続き、手打ちパスタの様子をお伝えして参りたいと思います。引き続き、よろしくお願い致します。