自己紹介と起業を志した理由

はじめまして。
橋本涼大（はしもとりょうた）と申します。

今回は自己紹介と、独立にいたるまでの話をしようと思います。
僕の簡単なプロフィールは下記です。

大阪府茨木市出身
→2013年　大阪大学大学院 基礎工学研究科 修士課程を修了@大阪
→同年          大手複合機メーカーに勤務@東京・横浜
→2016年　週末起業をスタート。ダブルワークで事業を立ち上げ
→2021年　株式会社Bennuashを創業して独立
→2024年　3期目黒字決算継続。出店準備中（本noteの改版①）

元々、起業願望がなかったところから、週末起業で事業を立ち上げてきました。働いていた会社はとても良い会社で、僕はその会社にいたからこそ、起業に至ったと思っています。そういった背景や、仕事に対する考え方をこのnoteで発信していきます。

2013年 大阪から東京へ！第一志望の会社に就職

大阪で大学院を修了し、入社したのは、就活のインターンからお世話になっていた第一志望の憧れの会社。

東京ではどんな生活が待っているんだろう。ドキドキ、、、
と思いきや！

最初の研修は、小田原駅から大雄山線という単線の電車に20分ほど乗って15分ほど歩いた山奥。ちょっと拍子抜けでしたが(笑)、いざ入社式で社長さんの話を聞くと、
「これから憧れの会社での生活が始まる！」
と、胸が高鳴ったことを今でも鮮明に覚えています。
気さくな同期や同僚と一緒に毎日笑いながら仕事ができたり、自分がずっと夢に描いていた海外出張にも行かせてもらったり、本当にさまざまな貴重な経験をさせていただきました。

ちなみに、プライベート面では、僕はもともと大阪を出るつもりがまーーーったくなかったのもあり、関東に友達がほとんどおらず、一緒に出てきた関西出身の親友2人と週4で会うという生活。笑
でもそれだけじゃいかんと思い、入社3年目ぐらいからは少しずつこちらのつながりも増やしたり、彼女ができたり。
関東に馴染むのに3年ほどかかりました。

2016年 週末起業をスタート

会社の仕事はとても楽しくて、何も申し分なかったです。

のはずが・・・！！！

心のどこかでモヤモヤしている自分がいました。
「こんなにいい会社はない！」と思っていたのに、なんで！？

というのも、
仕事を頑張ってすればするほど、どんどん自分に仕事が降りかかってきて忙しくなったり。それでも給料はそんなに上がっていなかったり。
自分が思い描いていた社会人生活とのギャップに苦しんでいました。

そんな時に出会ったのが、自分の1つ年上の経営者の方。
歳は1つしか変わらないのに、この貫禄はなんだ！？
と思えるほど、仕事を誰よりも楽しんでいて、仲間に囲まれている。そして、そのために相当の経験を積まれてきたんだな、と会った瞬間の直感でわかりました。
収入は自分の3倍近く。仕事をすればするほど収入が上がっていて、仲間にも囲まれている。
そんな理想の人生を手に入れられたのは、週末起業をベースに、コツコツと努力を積み上げて実現したと聞き、「そんな可能性があるのなら！」と、いつかはやりたいと思っていたカフェの夢に向けて、チャレンジすることに。

そこからは、仕事終わりと週末の時間を使って、コツコツと将来の取引先との信頼関係を築いていきました。夢を語れば、「なんで第一志望の会社に入ってまでそこまでするの？」と揶揄されることも多かったです。それでも、メンターと立ち上げの仲間のおかげで、少しずつ未来が明るくなっていきました。

2021年 チャレンジの年！週末起業から独立へ

そして、週末起業をスタートして5年。2021年は変化の年でした。

家族のこと：母がガンを患う(2024年現在は完治しています)。親の定年や体調を鑑みると、自分の働き方を考える時がきている。場所を選ばず仕事ができるようになりたい
会社のこと：2021年に会社は大きな節目を迎え、社名変更などを実施。僕の仕事の領分や責任もかなり大きくなりそう。このタイミングを逃すといつ起業に踏み出せるかわからない
自分のこと：2016年から土日の時間を使ってたくさんの方とコツコツご縁を紡いだ結果、起業仲間や取引先がかなり増え、起業準備が整ってきた
社会情勢：コロナが大流行し、働き方が大きく変化してきた。会社だけに頼って人生を設計するのは厳しくなると思った

いろいろなことが一気に重なり、正直これからどうしよう・・・と悩んでいた時期でもありました。加えて、コロナ期に独立していいのだろうか？という不安もありました。

でも悩んでいるということは、心のどこかで踏み出したいと思っている自分がいる、ということ。
そうでなければそもそも悩んでいないので(笑)
「逆境はチャンス！」
という言葉を胸にチャレンジを決意。

新卒から8年間働いた会社に、「辞めます！」と宣言するのは、当時の僕にとっては、大きな覚悟が必要でした。
今日こそは上司を呼び出して伝えよう！と思ってはいたものの、なかなか切り出すことができずに、1週間ぐらい言えない日々が続きました。笑

でも、周りの方との話を進めていくと、最初は会社の方や家族・友人から心配されたものの、最終的には「お前ならできる！」と背中を押していただけました。
本当に感謝しかありません。
写真は、退社の時にいただいた素敵な花と、僕の悪戦苦闘の8年間の思い出が詰まったオフィスです。8年間本当にお世話になりました。（会社名が出ていますが・・・今は社名が変わっていますのでw）

そんな経験もあり、コロナの真っ只中の2021年に会社を辞めること、そして4月から自分で事業を立ち上げる決意をして次の一歩を踏み出すことにしました。

これからのビジョン「普通の人が努力と挑戦で成功する世の中に」

僕が起業を志したのは、
自分自身が常に挑戦し、ステージを上げ続ける人でありたい！
そして、
努力している人にもっとスポットライトが当たる世の中にしたい！
と思ったからです。

学生時代から勉強をしてきて感じたことは、ずっと机に向かって勉強に励んでいる人よりも、「うまーくこなす人」のほうが世の中をうまく渡り歩いていくということです。
「これって、頑張り損じゃない！？」と思ったことが何度もあります。
これは僕の中の悔しさでもあったのですが、うまく物事をこなせる人への憧れでもありました。そういう人の周りにはサポートしてくれる仲間や協力者がいて、いつも笑って楽しく仕事していたりします。

起業というものに対する僕の最初のイメージは、
「うまーくこなす才能や魅力のある人たちだけが成功する、いわゆるギャンブルみたいなもの。」
でした。
ですが、メンターとはじめて話した時に、
「起業は才能ではなく努力だ！」
「応援される人になるために、死ぬほど努力すること！」
と断言されました。

起業は難しい、と世間では言われますが、
「誰もができることを誰にもできないくらいやる！！」
これを実践すれば、必ず出会うべく人に出会い、そのチャンスを掴みさえすれば成功できると僕は今では確信しています。努力する人にスポットライトが当たる世の中を実現するためにも、その人が活躍できるにふさわしい場を提供していく必要があります。
僕は、自社の事業を通して、堅実な努力が実を結ぶ！ということを伝えていきます。

株式会社Bennuash 経営理念は"人経営"　ご縁を通じて仕事を創り出す

僕の会社名は、株式会社Bennuash(ベナッシュ)といいます。
この名前をつけてくれたのは、ダブルワークの辛い立ち上げ期を一緒に乗り越えてきたアーティストの友人。

Bennuは「継続する」という意味を込めて、不死鳥のBennu。
Ashは「自然を大切にする」という意味と、鳥が集まってくる「止まり木」から、トネリコの木をイメージし、その英語名がAsh。
人とのご縁と自然を大切にして仕事をするという意味を込めています。
※ちなみに、ハリーポッターでもあるように、不死鳥は灰(Ash)から生まれるという奇跡も重なり、この名前に即決しました。友人に感謝＾＾

2024年現在は、豊島区を拠点に、店舗経営、マーケティング、営業代行、起業・独立支援を軸に仕事をさせていただいています。

「なぜこのような多事業が展開できるのか？」
「はっしーは結局何屋さんなの？」
という質問をよく受けます。

というのも、理由は1つで、ご縁を大切にしてきたからです。
さまざまな人とのご縁を紡ぎ、「頼まれごとは試されごと！」をモットーに、頂いた仕事1つ1つを全力で取り組み、信頼を積み上げてきたので、取引先が増え、仲間が増え、今のような状態に至っています。信頼できる仲間に仕事を一任できたり、お客様や取引先のご縁でまた新たなお客様が増えるという理想的な状態が作れているのも、全ては人とのご縁からです。

豊島区でいえば、大塚のEightdays Diningさんをはじめとした飲食店さんなどとイベントを共催させていただけています。
また、月に一度は、豊島区認定のゴミ拾いのイベントを開催し、地域貢献活動も行っています。

人とのご縁を大切に、期待に応え続けていると、仕事は創り出すことができるもの。
2024年現在は、自身の夢である、人とのつながりができるカフェ・雑貨屋さんのオープンに向けて奮闘中です。

そんな思いで、日々の気付きや出会いなどをnoteに取り貯めていこうと思います。
このnoteが誰かの勇気になれば嬉しいです。

これからも、どうぞよろしくお願いします！

株式会社Bennuash 代表取締役
橋本涼大
https://www.bennuash.com/

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