#176 ずっとやりたかったことを、やりなさい
さて、夏休みも折り返しですね。皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。
僕は自分が思っていたよりも「充実しているなあ。」と「感じて」います。これまでの夏休みに比べると、成果は微々たるものです。学級や学校の仕事なんてほとんど手についていません。通知表や要録の下書きはしていない。2学期分の会議提案は作っていない。授業準備もしていない。プライベートでは、キャンプは1回だけ。旅行なんて行っていない。それでも充実していると感じることができています。
「何が僕に充実感を与えてくれているのか?」
その答えが、「アーティスト・デ―ト」です。ジュリア・キャメロンさんが書いた「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」では、やりたかったことを思い出すために「アーティスト・デート」というものをすすめています。
夏休みに入り、日々の時間に余裕があります。そのため2時間程度の時間のまとまりがとりやすくなります。
先週は地元のアーティストの展覧会に行きました。昨日は久しぶりに映画を一本観ました。図書館には2回行きました。プロレスは8大会観ました。(オンライン)趣味の読書は、すぐに授業に使える系は置いといて、古典を読んだり、現代思想にチャレンジしたり、「ネコひねり問題」を楽しんでいます。記録的大雨の翌日は、地域の様子を車で見て回りました。また、社会科の教材開発のために資料集めも。
どれも、「一生かけてもやりとげたい!」と思えるような大きなことではありません。でも、自分にとって身近で、小さな喜びを再発見できるものです。
そういえば、アリストテレスは「善い人生には、その行為そのものから生まれる満足感以外に何の利益ももたらさないような行動が必要である。」と言っていたようです。
なんの利益ももたらさない。ただ、自分が「やりたくてやった」ことでの満足感が感じられる「アーティスト・デート」。皆さんも、どうですか?
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