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都会育ちの大学一年生が能登に行ってみた話
初めまして。僕は、東京にある武蔵野大学アントレプレナーシップ学部1年生のKentoです。
先日、先輩の誘いで能登半島に行きまして、この悲惨な現状(言葉を間違っていましたら大変申し訳ございません)を見てきまして、この現状を伝えなければ!!と思い、初めてnoteを書かせていただこうと思います。
まずは、この2つの写真を見ていただこうと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1733719002-PSek3BGWm9pvyNExZbuVAKzJ.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1733719002-0LKPR5NEFhvnS2maCBugb6k1.png?width=1200)
地震があったのは、今年の1月、すでに約1年経っているのも関わらず、この現状がありました。
僕は、能登でこの景色を見るまでは、「もう一年経っているし、結構復興できているんだろうな、、」と思っていました。
ところが、災害にあったほとんどの場所が、写真のような状態になっていました。新しい家など立っているはずがなく、瓦礫などをどかし、更地になっている場所が数箇所かあっているぐらいでした。
この現状を見て、僕は寄付のお金やボランティア等であれだけ多くの支援があったのにも関わらず、この現状なのか、これだけ復興というのは大変なのか、、とものすごく辛い気持ちになりました。
少しの場所だけ、外に出て歩いてみたのですが、12月上旬なのにも関わらず、極寒、かぜもすごく吹いていて、厚着をしていても寒かったです。そんな環境の中で、仮説住宅で暮らしていて、災害が起きた直後の1月なんていうのは、ありえないぐらいの極寒だと思うので、想像するもの苦しいです。
これらの現状を見て、以下に僕の考えたことを述べていこうと思います。
災害復興において、お金、物はあっても、人がいないと復興は進まないのだろうなと思いました。車で被災地を回っている中で、地元の高校の野球部?が、瓦礫を運んでいたり、ほんとうに少人数の職人達が復興に取り組んでいる現状を見て、やれる人がいないがために、ここまでしか進んでいないのだなと感じました。
残念ながら、僕が行った日はほとんどが大雨で、ボランティアには取り組めず、これだけの現状がある中で、なにもすることができない悔しさがものすごくありました。
この現状になにも、現時点ではなにも力になることができない自分が本当に虚しく感じました。
なにもかもがなくなってしまった。漫画やアニメでは、悪者がいて、かれらに街を蹂躙され。それに対して、ヒーローが助ける、ですが、それは現実世界では、「災害」だなと感じました。ですが、災害というのは誰も悪くない。だれもなんにも悪くない、誰のせいにもできない、ただ目の前の現状を受け入れるしかない。こんなに辛いことはない。そう感じました。
だからこそ、みんなで力を合わせる必要がある。大きな手助けはできなくとも、小さな支援ならすることができる。どんなに小さなことからだって構わないと思っています。僕は、ボランティアができなかったので、できるだけものを買って、お金を落としてきました。今の僕には、ほんとうに少額しか無理ですが、今できる最大限はできたなと思っています。
僕の尊敬している友達の中には、この災害の瓦を使って、食器を作り、元の家主様へお渡しし、さらにはそれを販売し、売上を寄付しようとしている子がいます。この災害復興に全力をかけた結果です。ほんとうにかっこいいなと思いました。
これはものすごく余談ですが、なにか事業をやる上で必要なことは「人・もの・金」この3つが揃っていれば、成し遂げられるのだろうなと感じました。どれか一つでもかけていたら、成し遂げるのは困難になるなと思いました。
また、大学に入り、「地方創生」という言葉をよく聞きますが、地方創生にもいろんなステージ??手順?があると思っていて、今回僕が感じたのは、「限界集落」と呼ばれる地域?ステージ?に対することなのですが、この地域において、一番大切なことは、「経済をその場所で行う」ことだなと感じました。経済を行うことで、その場での雇用が生まれ、住む人が生まれる。その人のために、現地インフラが整っていき、家も立てられ、その結果、さらに経済がうまれ、ちょっとずつですが、経済発展していくんだろうなと感じました。
はい。ここまで読んでくださりありがとうございました!!
最後には余談がありましたが、都会育ちの大学一年生が能登に行ってみて、みなさんに伝えたいことを書いてみました!
この文章がみなさんのなにかへの一歩になればいいなと思っています。