Russell リリースです!
【Russell】
Style:American Amber Ale
ABV:6.0%
「KAKUOZAN RUSSELL MARKET」の開催を記念してつくったアンバーエール。モルト由来の甘やかな香りがありながら、ホップからなる柑橘やベリー、紅茶のようなニュアンスが感じられる豊かな味わいとなりました。
「KAKUOZAN RUSSELL MARKET」の開催を記念してつくったアンバーエール。
これは名古屋の覚王山に居を構える「Kakuozan Larder」がこの街をもっと楽しんでもらうべく企画したイベントで、松坂屋初代社長の旧別荘”揚輝荘”を会場とし、地元覚王山から東海地区をはじめ、名古屋初出店となる全国各地の人気店30店舗以上が集結!する野外マーケットです。
Kakuozan Larderはハンバーガーなどを提供するいわばダイナー的な存在なのですが、何か一つの言葉だけで表現するのは難しいくらい飲食店の枠を大きくはみ出した、エネルギーに溢れる人たち..という認識です。様々な角度からカルチャーを創り出す姿勢は凄まじく、僕もパシフィックを始める前からすごく大きな影響を受けています。
缶ビールの販売が始まってからは、お店での取り扱いをしてもらっていて、あの世界観の構築に一役買ってる?と思うと、なんとも不思議な気分なのです。
森、道、市場やお店に伺かった際に、一緒にビールをつくりましょうなんて話しも度々していたのですが、「今秋、覚王山でイベントを開催するので、ビールもつくって盛り上げられたら」と相談いただき今回の醸造へと至りました。
お店やイベントのイメージをすり合わせながら、Kakuozan Larderの持つ、アメリカっぽいけど、どこか漂う妖しげなアジアな雰囲気や、秋という季節からホップの効いたアンバーエールをつくることに。お店でも定番で置いてあるシェラのビールみたく、王道的でありながらもどこか遊び心のある味わいを目指してレシピを考えました。
仕上がりですが、やや濃いめのアンバーカラーで、モルト由来の甘みや、柑橘、パイニー、そして少しベリー系のホップのキャラクターも感じられ、その組み合わせからイチゴジャムや紅茶のような雰囲気も。口に含むと苦味もしっかりとありながら、余韻の長いモルトの味わいも楽しめます。アメリカンと一言で片付けるには惜しい存在で、ハンバーガーなどとの相性はもちろん、魯肉飯みたいな甘めの醤油料理にも合いそうだな、と思います。
イベント会場の趣ある雰囲気の中で、色々な料理との組み合わせを楽しんだり、名古屋の日常に溶け込むようなビールになってくれていたのならば、幸いです。
おまけ
「Kakuozan Larder」行ったことは無くてもその名前を知ってる人も多いのでは?僕も、お店に行くずっと前からとても気になっていました。ブルワリーと違って、飲食店は基本的にそのお店に行かないと味わえない。だから、行ったことが無いと好きかどうかもわからない、ってのが普通。でも、たまにあるんですよね、行く前からファンになっちゃうようなお店が。それが、僕にとっては「Kakuozan Larder」なのです。SNSから醸し出せれる、日々の営業からイベントのこと、はたまた何屋?と思わせるモノつくりなどなど。そのスタイルがユニークかつ斬新で、ビビッときていたのです。
初めてお店に行った時はHikaru Matshubaraさんの展示をやっていて、パーティー仕様ということもありその雰囲気に圧倒されたのを今でも覚えています。
その後、普通の営業の時に行って、名物のハンバーガもやっと食べれたのですが、バンズがカリッとしつつ独特の軽さがあってとても美味しいのです。見てくれだけは誰でも繕えるけど、やっぱ料理が美味しくないとね。メシ屋なんだし。期待を軽々と超えるクオリティで益々ファンになりました。ちょうどその頃、ありがたい事にビールを取り扱いたい!と連絡をいただきました。いつか置いてもらえたらいいなーと思っていたので、なんともラッキー。ビールも一緒に作れたら、なんてことも言ってくれていたのに、僕はかっこをつけて、日常のお付き合いの中でもっとお互いを知ってからやれたら、なんて言っちゃって。(本当はめっちゃ嬉しかったのに)
生意気だったかなーとか思いますが、良いモノつくりには欠かせない事だとも思うのでグッと堪えて良かったなと、今では思います。
今年は名古屋に2回行く機会があったのと、「森、道、市場」でもお会いしたこともあって色々な話しを進めていくにはとても良いタイミングだったなと思います。「森、道、市場」ではその存在感とクオリティをまじまじと見て、やっぱり大きな刺激になったし、お店では変わらず日々の営業を丁寧に大切にしていることも伝わってきて、なんだか嬉しくもなったのです。
今年の夏にお店に伺った際に、「秋にイベントを主催するので一緒にビールを作れませんか?」と相談いただきました。趣旨も内容もとっても面白そうで、微力ながらも華を添えれればという思いから、ふたつ返事でやりましょう!と。そこから、お店のこととか、好きなものとか色々とすり合わせながら出来上がったのがこのRussellなのです。ビールの味のイメージは結構悩んだのですが、店主のニワさんがこのお店はニューヨークと台湾をイメージしていると言っていて、そこからすごくアイデアが膨らんだように思います。ハンバーガーがメインだけど、アメリカにあるアジア料理店のようでもあるし、当然その逆のようでもあり、やりたいことと、やっていることがきっちり合致していたので、そこからレシピを仕上げるまではとてもスピーディーにいきました。あとは、お店で飲んだシェラのペールエールがなんだかとっても雰囲気に合っていたのが印象的で、アメリカのモーテルで飲む、別に特別じゃないけどなんか思い出に残っちゃうようなビールみたいなものを頭の片隅に置きながら仕込みをしたのです。
仕上がりもそんなイメージ通りで、懐かしくもあるのに、どこか新鮮さも感じられて今回のイベントの会場の雰囲気ともぴったりハマるのではないかと思います。
そんな「KAKUOZAN RUSSELL MARKET」の開催はこの週末!
2日間のマーケットのあとも約1週間、コーヒーとパンの催事が続きます。
地元覚王山から東海地区をはじめ、名古屋初出店となる全国各地の人気店30店舗以上が集まり、イベント限定の様々なクラフト品などの販売もあります!
気になる内容はこんな感じ↓
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『ラッセルはじまらっせる』
KAKUOZAN RUSSELL MARKET
(カクオウザンラッセルマーケット)
"松坂屋初代社長の旧別荘"揚輝荘"に全国から、
そして地元の人気店30店舗以上が集まる覚王山の魅力が一歩進む8日間"
10/26(土) - 11/3 (日)
(10/28(月) は休園日となります)
会場 : 揚輝荘 北園
愛知県名古屋市千種区法王町2-5-21
"入場無料"
※雨天決行 中止の場合はSNSで告知いたします。
[Market]
10/26 SAT 11:00-20:00
10/27 SUN 09:30-16:30
[Market]
FOOD & DRINK
•ちいさな菓子店 fika.(覚王山/焼き菓子)
•だし•麺 未蕾 (蒲郡 / ラーメン)
•角角然然 (覚王山 / おにぎり)27日のみ
•麻婆豆腐かかん (東京•鎌倉 / 麻婆豆腐)
•KAKUOZAN LARDER (覚王山/ ドリンク)
•KANNON COFFEE (名古屋•東京 / ドリンク•スイーツ)
•KFP COFFEE KIOSK (岐阜 / コーヒー•グッズ)27日のみ
•loom (東京 / タコス•ワイン)
•na (名古屋 / サンドイッチ•コーヒー•ワイン)
•PORCO (豊川 / スイーツ•焼き菓子)
•SUNDAY SPICE (蒲郡 / カレー)
•TANIGAKI (兵庫 / 焼きそば•シュウマイ•ワイン)
SHOP & WORKSHOP
•過去 (蒲郡 / 蒲郡)
•きまぐれ写真館 プンクトゥム(東京 / 写真撮影)
•木村商店(名古屋 / 古着•自転車etc.)
•GOOD ERROR MAGAZINE (東京•静岡 / グッズ)
•LOVE (名古屋 / アパレル) 27日のみ
•OTSUNA SHOTEN (インテリア雑貨)
•STUDIO Viicon (名古屋 / グッズ•ワークショップ)
•STRUCTURE SURVIVE (名古屋 / グッズ•ワークショップ)
•THE FLAVOR DESIGN (調香ワークショップ)
•yamanofumoto (名古屋 / グッズ)
•yellow vintage store (名古屋 / 古着)
•覚王山ファミリー •マーケット(覚王山 /覚王山土産)
(POSSE CUTS / fons / 中囿義光/ Origin Store / KAKUOZAN LARDER)
COLLABORATION & EXCLUSIVE
•染太郎 (東京)
•中囿義光 (覚王山)
•GOOD ERROR MAGAZINE (東京•静岡)
•HOME ECONOMICS EXPERIMENT (名古屋)
•jedi flower service (東京)
•YOU CO. (静岡)
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ラッセル、ついに、はじまらっせる!
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