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伊賀で“すき焼き”、金谷のすき焼き食べてみて

伊賀の金谷本店さん。
関西圏では有名な老舗すき焼き屋さん。
関西や三重へ旅行に来る方にも、是非とも堪能いただきたい、そんなお店についてnoteします。

伊賀忍者で有名な伊賀市にあるこのお店。
住所は三重県伊賀市上野農人町434。
松尾芭蕉が29歳まで暮らした、史跡芭蕉翁生家から歩いて5分ほどのところにある、創業100年を超える老舗のお肉屋さん。

歴史を感じる木造建屋

歴史を感じる木造2階建ての建築で、ファサードにも趣があるこのお店。
一見こじんまりしているように見えますが、実は最大100名の宴会が受けられる大広間と、座敷を10室抱える規模のお店なのです。

その正体がこちら。

果てしなく続く、店内の廊下

1階はお肉屋さんで、2階が飲食エリア。
店内の階段を2階に登ると、とんでもなく長い廊下が待ち受けています。
ここに10室の座敷と宴会場がずらりと並んでいます。

さてさて、
私が通されたお部屋がこちら。

大広間を貸切を動き回る息子

事前予約はとっていたのですが、先に入っていたお客さんの時間がおした都合上、大広間に通していただきました。

ちょっと風情には欠けますが、幼児同伴だったのでラッキー。息子はのびのび動き回っていました。

そして卓につくと、黒光で存在感のあるすき焼き鍋が目の前に。なんかゴツゴツしてます。

すき焼き鍋
経年による旨味の塊

おかみさんによると、鍋を何年も何年も繰り返し使う中で蓄積された旨味の塊(出汁や油分)だそうです。
この塊が熱を帯びると、溶けて秘伝のタレと化します。

早速焼き始めますが、このお店では全ておかみさんが焼いてくれるので、私たちは見ているだけでOK。
まずはお肉から。
ちなみに、関西では先に肉を焼いて味付けをしてから野菜を入れます。

伊賀牛の霜降り

油っぽさがなく甘くて柔らかい伊賀牛を満喫。
(表現力が乏しい…)

お肉を十分堪能した後は、野菜も入れてお馴染みのすき焼きの姿に。
足し水はせず、野菜の水分が滲み出るのを待つこと10分。
お待ちかねの完成形へ。

完成形 4人分のボリューム

味付けは、醤油と砂糖、それに鍋に積もった旨味の塊だけですが、ものすごく濃厚で美味しい。
(表現力無さすぎ...涙)

野菜にもタレが染み込み、白米との相性も抜群。
非常に満足度の高いお料理でした。

大阪市内から車で90分程度の金谷本店さん。
ふらっと行くには少し遠いかもしれませんが、近くには伊賀上野城や忍者博物館、道の駅等のコンテンツが多数あり、休日を満喫するにはオススメのスポット。

もし一泊するならば、金谷本店さんから車で15分程のところにある道の駅併設のホテル、フェアフィールド京都みなみやましろがオススメ。
一泊1万円程度で泊まれます。

旅の参考になれば。


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