2024.2.7 CEV Cup@Torino -parte 1-
Ciao a tutti! そらです。前回の記事の投稿から2年以上も期間が空いてしまいました。コロナ禍が明けた2023年1月にもイタリアには行っていたのですが、あまり筆がのらずに放置…。
今回の旅行は自分の中ではこれまでの海外旅行の中で(特にバレーボールに関して)1番思い出に残る旅行だったので、文字で残しておこうと書き始めた次第です。
*選手名は基本敬称略とします。
今回の旅行の目的は…
何よりも推しに会いに行くこと!推しと会話をするためにイタリア語を勉強し、推しと会うためにコロナとインフルのワクチンも打ち、心身は万全の状態へイタリアへ…。
私の推しは何を隠そう、オフェーリア・マリノブこと、リアです(この後も彼女のことはほぼリアと呼びます)。昨年も会うことはできましたが、残念ながら試合を見ることはできず気持ち半ばで帰国しました。出発するまで、「今回こそは!自分がイタリアに行くまではクラブを動かないでくれ!」と祈る気持ちでいっぱいでした。
↓リアのことを語っている記事はこちら。
出発前まで
旅行日程は2月7日〜14日。日程を決めた時は11日に行われる、リア所属のChieriとBergamoの試合を見て、かつ、7日か8日にChieriのホームでCEV Cupが見られればいいかな…と思っていました。
なんと嬉しいことにChieriが順調にCEV Cupを勝ち上がり、7日にも試合を見られることになりました。
今回航空会社はエミレーツを選んだのですが、ミラノ到着が13時過ぎ。しかも日本出国当日は関東で大雪…どうなることかと心配でしたが、なんやかんやで無事時間通りに着き、試合開始1時間前には会場に到着することができました。イタリアで平日開催の試合は20時スタートが多いのですが、今回も例外なく20時スタートで助かりました。もっと早かったらきつかった…。
会場Pala Gianni Astiに到着!
ホテルに荷物を置き、ちょっと休んで(数十分!)、着替え、化粧を済まして会場へ。会場はトリノ中心街から少しに西のところにあり、トリノ・ポルタ・スーザ駅からだと、バスやトラムを乗り継いで30分強で到着。Pala Gianni Astiは去年開催された女子ヨーロッパ選手権の会場の1つにもなった場所で、普段はバスケの会場となっています。
会場へ着くと、チケットチェックのところで対戦相手の応援団がわちゃわちゃ。なんとか集団を突破して中に入ると、まだ人はまばら。この会場のキャパは4,500人のようですが、全部自由席と聞いていたので、早く行かねばという日本人らしさを発揮しましたが、ゆっくりと席を選ぶことができました。選んだのは、Chieri側のスタンドエンド席最前列。そのあたりにはすでに何人かが座って試合開始を待っていました。
Chieriのコーチといえば…
日本から林謙人コーチ(以下、「ケントさん」と呼ばせていただきます。)が今季からChieriに加入しました。
ChieriのInstagramか何かでスタッフ陣の発表を見た時に、日本人のコーチが加わるんかと驚き。確かTwitterとInstagramでフォローされてたかも…と思いながら、Instagramでイタリアに行くぞーとストーリーを上げたところ、ケントさんからDMをいただきました。(今はどっちも相互フォローです!笑)
実際に会ってみて、初対面といった感じはなく、気さくで明るい方。試合前に声をかけさせていただいて少し話をしてると、後ろからチームのファンと思われる人から”Kentooo!!”と呼ばれてエールを送られていました。愛されてるやつやん!って思った瞬間でしたね笑。軽くハグを交わして、ケントさんは試合の準備へ。
対戦相手Le Cannet
今季Chieriが参戦しているCEV CupはChampions League(略してCL)とChallenge Cupの中間に位置する大会。ChieriはCEV Cup初参戦。昨季はChallenge Cupに参加し、初出場・初優勝を飾りました。
私が現地観戦した7日の試合は、CEV Cupの準々決勝第2戦。すでに第1戦でフルセット勝利していたChieriは、この試合に勝てば準決勝進出となります。
対戦相手はフランスの強豪Le Cannet。昨季のフランスリーグ優勝チームです。キャプテンには元ブルガリア代表のヤネヴァ・エヴァ、セッターには元韓国代表のイ・ダヨン、そして多くの若手有望ロシア選手が在籍。CEV Cupプレーオフ第1戦の前には中国リーグを終えたセルビア代表のミハイロヴィッチ・ブランキツァが加入して、かなり手強いチームという印象です。
準々決勝第1戦は2セットをLe Cannetに先取されたものの、途中出場したアメリカ代表のエイブリー・スキナーが大活躍し、フルセットで見事逆転勝利。第2戦も激戦が予想されますが、期待が高まります。
ただ、こうした緊張した場面は私は本当に苦手(むしろ嫌い)で、当事者でもないにもかかわらず、胃がヒリヒリしてしまう始末。緊張にとても弱すぎる笑。予想通り、激戦が待ち受けているのですが…続きは次の記事で!A presto!!