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パスドーナツ誕生の秘話(?)

こんにちは!
パスドーナツです!

なぜ僕がドーナツを作り始めたのか。

なぜドーナツなのか。

実際、よくお客さんにも聞かれます。
今回はそのことについてお話します。

独学未経験

初めに僕は料理の経験もお菓子作りの経験もパン作りの経験も全くありません。

完全に独学未経験でドーナツを作り始めました。

確か、初めて作ったのは10年近く前かも知れません。

ホットケーキミックスを使って箱の裏に書いてあるレシピでやりました。

あの時のことはよく覚えてます。

べっちゃべちゃになって1人でキレていたことを笑

それから何年かは全くドーナツは作っていませんでした。

ちゃんと自分で粉を混ぜて作り始めたのはたぶん4年~5年くらい前かなと思います。(この時も途中1年くらいは全然作ってない時がありました)

初めに買ったのはこのドーナツの本でした。本当にお世話になりました。

※今はオリジナルのレシピでもっと材料にもこだわってますよ

この本を見ながら何度も失敗を繰り返し挫折しながら、そしてYouTube先生にも教わりながらなんとか上達していきました。

自分はどっかで修行したわけでもないんで、正解とか分からないしまだまだ技術を磨かないとなと思っています。

でも子供には宇宙一美味しいって言われてますけどね笑

アメリカンカルチャー

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僕は昔からアメリカンカルチャーが好きです。
音楽や車や空気感…。
いつかアメリカに行くぞと思って色んな記事をネットで見てた時でした。
アメリカではスワップミートと言われるいわゆるフリーマーケットが色んなところで開催されています。
それも早朝からみんな並ぶんです。一緒にカーショーが行われていたりもします。

ある日本人がスワップミートに行ったって記事を読みました。
その人は
「アメリカの朝はドーナツを頬張り、薄いコーヒーで流し込む」

と言っていました。

その時、僕の頭にその風景がくっきりと浮かびこれだと思いました。

僕の頭に浮かんだイメージはこんな感じです。

「早朝。ビカビカに磨き上げたローライダーでMOTELを出発する。馴染みのドーナツ屋でいつものドーナツとコーヒー。ドーナツを頬張り薄いコーヒーで流し込む。ローライダーの白煙の向こうには朝日が登る。今日も道は続いていく。」

ハンバーガーもアメリカっぽいのはもちろんなんですが、自分にはなんかドーナツの方がアメリカっぽいなと思いました。
それがキッカケです。

言ってしまえばなんだかアメリカっぽいしってバカみたいな発想です!でもキッカケなんてそんなもんです。

カッコよけりゃよし。

もっと根底にあるもの

僕は会社員としてもう15年以上働いてます。

正直、楽しいもんじゃありません。別にやりがいもありません。

でもいつかそこを抜け出したかったんです。

だから自分でなんかやろうと思ったのが一番根底にある想いです。

でもその時自分にできるものは何もなかった。

そんな自分が嫌だった。

20代を必死で生きた人がいる中で自分には今まで積み上げてきたものなんてなかった。

だからパスドーナツもかなりの時間がかかりました。

まだつまらない会社員を抜け出せてはいませんが、パスドーナツをやることで気持ちはだんだんと楽になりました。

まぁそれで家族も養えてるし、こうやって好きなこともできているし、いまはベーシックインカムくらいに思ってます。

最後に

パスドーナツ誕生の秘話(?)はこんな感じです。

あとは東京でアメリカンな飲食店を何店舗も経営されている車田さんという方の影響もかなりありました。

ぜひパスドーナツのドーナツを食べるときはアメリカのそんな風景を思い浮かべてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

またお会いしましょう!



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