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遙かなるウクライナ

つい1週間ほど前のこと。
Twitterで、研究者の方達がキーフに少し平穏が戻りつつあるのを喜んだり、美味しいレストラン情報をやり取りしているのを見て、少し和んだ。
写真で見るとウクライナのお料理はとても美味しそうで、この争いが終わって平和が訪れたら行ってみたいと思った。

・・・と思っていたら、急転直下というかさもありなんというか。
その直後にブチャやその他の都市で、撤退したロシア軍が民間人を虐殺していたことが明らかになり、国際世論は非難轟々、束の間の雪解けモードは一瞬でおしまいに。
おまけに、旗艦モスクワがミサイルで撃沈されるという事態でザマーミロ。ロシアは火災による爆発で沈没とか言っているらしいけれど、火災なら報復はおかしくない?自分たちのせいだよね。

ところで、妹から驚きの情報がひとつ。
オデーサへ行ったことがあると言うのだ!え、いつの間に?
大学のオーケストラの演奏旅行だという。そういえばドイツやオランダなどヨーロッパへ行ってたのは知っているけれど、まさかウクライナ🇺🇦まで行っていたとは。
でも、朧げながら甦ってきた記憶で、確かトイレットペーパーがないから持っていくとか言っていたような…と思い出した。
ただ、帰国してさほど文句は言っていなかったように記憶しているから、思ったよりはマシだったのかしら。。
それにしても、一度でも訪れた土地が戦禍に巻き込まれるというのは辛い。

私などさすがに戦争の経験はないけれど、訪れた翌年にアッシジが大地震に見舞われて、あの大聖堂が崩れてしまい、死にそうにショックだったもの。
阪神大震災は言うに及ばず。

平和は「あたりまえ」なことではないのよね。
ありきたりだけれど、何事もないことが「ありがたい」。
ウクライナにそんな「あたりまえ」の日々が一刻も早く訪れますように。。


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Chiara
日々のよしなしごと、好きな音楽のことなどを書いています。 楽しんでいただけたら、サポートしてくださると嬉しいです。