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2024年紅白歌合戦のあれこれ

大晦日は紅白一筋です。
物心ついた時から、ほとんど一度も見逃さず見てきております。
友達がガキ使の話で盛り上がってても、義両親が格闘技大好きでも、なんとか紅白を視聴し続けてます。

そして昨年末の紅白歌合戦。
いや〜今回もしびれましたね。

感想いってみよう!の前に、そもそも紅白歌合戦の何がこんなに私を惹きつけるのか?
をまずは考えてみたいと思います。

大晦日×生放送の威力

大晦日独特の高揚感ってありますよね。
年が終わるぞ、新年が来るぞ、
美味しいもの食べるぞ、酒飲むぞ、みたいな。
華金の10乗のような感じですね。

その高揚感を同時に共有できるのが、生放送です。
名だたるスターたちと、この大晦日の時間を共有できるのが、何とも言えないわくわくをもたらしてくれるんですよね。

紅白という大舞台の緊張感

テレビ離れ、紅白視聴率の低迷が長らく言われてますが、やっぱりいざ見ると、紅白が大舞台であることは変わってないと感じます。

間違いなく一年に一番見られる歌番組でしょうし、今をときめく人気アーティストが集結、かつ生放送というのは紅白でしか実現できません。

その特別感をアーティストももちろん感じているはずで、それが視聴者にも伝わるので、独特のドキドキするような緊張感があります。

だからこそ19時20分のスタートから23時45分まで、私の胸の高鳴りはノンストップ。途中挟むニュースでさえ、「このアナウンサーも今さっきまでモニターで紅白見てたんやな」とか思って楽しい(私だけ?)

歌の素晴らしさを心から実感

歌番組はうたコンとか、FNS歌謡祭とか、他にもいろいろあるし、見ます。
しかし!心から感動したり琴線に触れるのは、紅白歌合戦、ただ一つ。

なんでなんやろ?と考えると、やっぱり

  1. 生放送ということ

  2. アーティストが自分の歌を心を込めて全力で歌っているということ

が要員ですかね。
なので2に関しては、口パクしてるグループはあまり感動しないし感情移入できひん。秋元康系のアイドルとか。
そして紅白はあんまりないですが、他人の歌をカバーしてるのも感動度は低めですね。

緊張して声が震えてたりすると、こっちの心も震えます。
最近の歌手はみんな舞台慣れ、場慣れしてて緊張も失敗もあんまりしてないように見えますが、それでも力が入ってるのは伝わる(誰?)

ああ、歌っていいなぁ、音楽っていいなぁ、人生の真実やなぁ、みたいな気持ちになります。

歌詞って、色んな哲学が詰まってるのよ。
願いとか祈り、疑問や怒り、決意や叫びが溢れてる。人生の真実、人間の真実。

よく知っているはずの歌でも、改めて歌詞を見ながら聴くと、あぁわかるなぁ、いい歌詞やなぁ、みたいに、詩の世界に連れてかれる。

2024年紅白歌合戦はどうだったか?


さてさて、今回の紅白について言いたいことを言わせていただきますね。

有吉の司会は終わりにしよう

昨年も思いましたが、めっっっちゃ下手くそですね。バラエティでの鮮やかな回しは見る影もなく、ただヘラヘラともつれた舌でなんかボソボソ言うてる。締まりがなく、紅白の司会に全く向いてないですね。

紅白の司会は、覇気、勢い、声量、胆力、抑揚が必要やと思うんです。

すごいんですよねぇ〜えぇ〜。楽しみですねぇ〜。みたいに、語尾を伸ばして、口も開いたまま、立ち姿もダラっとして締まりがない。
ダラダラ喋るバラエティではそれでいいのよ。
でも、一年を締めくくる紅白歌合戦の司会では、あまりにもそぐわない司会者やなぁと思います。

最後の橋本環奈ちゃんからの振りで「有吉さんは今年の紅白いかがでしたか?」の締めのコメントが、有吉が司会に向いてないということを象徴してました。

その前に橋本環奈ちゃんが言った「アーティストの方たちの、伝えようという熱意が〜」というコメントに引っ張られてほぼ同じことを言い、しかも何を言うかわからなくなったのか視聴者がヒヤヒヤする変な間があり、さらに舌がもつれて何を言いたかったのかよく分からずじまい。
締めのコメントがこれ!という残念さ。

マツコ有吉とか、普段の有吉の番組はめっちゃおもろいし大好きなんやで!!!

鈴木アナと伊藤沙莉ちゃんの衣装に疑問

いつとあさイチで普段着っぽい鈴木アナが、初の紅白司会でどんな綺麗な衣装を着はるか楽しみにしてたんですが、始まってすぐガッカリしました。
え、何その服?よそいきでもなんでもない、ダボっとした変なワンピース。
えー、桑子アナはもうちょっと綺麗な衣装着てたのになぁ。

アナウンサーは地味でいいという投稿を見かけましたが、私はそれは違うと言いたい!
年末の豪華な舞台ですよ!アナウンサーにもめいっぱいおめかしして欲しいし、キラキラしてほしい。
俳優の司会者より目立つのはあれですが、同レベルかそれより少し控えめ、ぐらいにはしていいと思うわけです。

そして伊藤沙莉ちゃんの衣装。

橋本環奈ちゃんと違いすぎひん?
ご自身の希望なのかもしれないですが、橋本環奈ちゃんと同じくらいの華やかなドレス着て欲しかった!

年末のお祭り感を司会者の衣装で味わいたいんです。橋本環奈ちゃんの衣装は最高でした。

審査員席の紹介は?

審査員の紹介って、いつから省略されるようになったんでしたっけ?
去年から?一昨年?
でも私は一人一人ちゃんと紹介してほしい派です。
だってその年何かを頑張って話題になった人たちじゃないですか。あるいは来年話題になる人(大河の主演とか)。
年の締めくくりに、その年を象徴するような方々をさらっと順番に紹介する時間があってもいいと思うねん。

紹介も何もなしに、急に歌の後で「〇〇さん、いかがでしたか」とか振られんの、なんか違和感すごい。
「え?おったん?紹介は?」ってなります。事前に知ってるからならんけど(どないやねん)

ちなみに今年は審査員であるバレリーナの森下洋子さんが、歌に深く感動したことをご自身の言葉で表現されてて、こちらも一緒に感動してしまいました。

もう1人気になったのは、横浜流星さん。
歌に感激するふうでもなく、笑顔もなく、楽しめてるかー?!って心配になりました。
最前列にいる審査員席が目をキラキラさせてこそ、テレビの前の私たちもいっそう感動するってもんです。
なのでもうちょい楽しそうにしてほしかったかな。顔に出ないタイプなのかもしれんけど。

日本中が心震えしB'zのサプライズ

最も盛り上がったのは、間違いなくB'zのサプライズ登場でしたね。
紅白のいいところの一つは、普段は別にファンでもなんでもないのに、紅白でパフォーマンスしてるのを見てると「ああ、こんなに素晴らしいアーティストが日本にはいるんやなぁ。誇らしいなぁ」みたいな気持ちになって心から拍手を送りたくなること。

それが国民的スターB'zともなれば、しかも朝ドラの主題歌「イルミネーション」だけでなく(私はこの曲めっちゃ好きです、歌詞が良いねんなぁ)、舞台に上がってLOVE PHANTOMとultra soulを生放送で聴けるとなれば、もう大昔からのファンのように拳を振り上げて歓喜するわけです。

曲が終わったあとの稲葉さんの笑顔が素敵すぎて全員が好きになりましたね。

機材トラブルで最初あんまり聴こえへんかったのはミスすぎるけど、わりとすぐ直ったのでよしとしよう。サプライズやからリハーサルできひんくてこういうことになるんですね。


というわけで色々文句言わせていただきましたが、今回の紅白も大いに楽しませていただきました。また来年、楽しみです!!!

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