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野外イベントを続けてみて思うこと
もう11月も半ばを過ぎたと言うのに、日差しがあれば上着いらずの暖かさ!と思っていたら、今朝は12月並みの今期いちばんの冷え込みだとか。風邪をひかないように、体調管理に気をつけたい時期になりましたね。
山梨県清里で、長年に渡り屋外でのイベントを続けていますが、ここ清里でもご多聞に漏れず。秋の紅葉もいつもの年より、色づきにメリハリがないようです。10月下旬の土日に開催していますが、今年もご覧の通りの青空の下、無事に開催することができました。
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屋外でのイベントを始めるきっかけとなったのは、前職で『私のカントリー』という雑誌を発行している中で「読者と出会える場を作りたい」という、とてもシンプルな考えから始めたこと。
今年の秋で24回目を数えましたが、2001年から一度も途絶えることなく、毎年続けてこられたのは、楽しみにして来てくださるお客さまと、現地を取り仕切る「萌木の村」スタッフのおかげと、秋の清里を訪れるたびに感じています。
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毎年、変わらない部分と変えるべきところをどうするか? 同じことの繰り返しでは飽きられてしまいますし、大きく変えることでそのイベントの良さが薄まってしまうことも。
目に見えるところ、見えないところ両方から検討を重ねてきて、今に至っているように思います。
また、天候に大きく左右される屋外イベントは、雨が降れば突然身体は冷え切り、風も逆風となって楽ではありません。それでも五感が研ぎ澄まされるからなのか、温かい飲み物で身体を癒し、ほっとひと息の満足感は、屋外ならでは実感できるものなのかもしれません。
悪天候の場合のリスクを避ける対策は、話し合いの場に上がったこともありました。例えば体育館などの別会場も準備しておくなど。それでも実行に移さずにいたのは、大丈夫と信じて臨んでいると、本当に何とかなるものだという事実。
搬入日が雨になることはなぜか多いのですが、イベント当日の朝は、夜露に濡れたテントが、朝日を浴びてキラキラ輝いているのです。
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ご出展の皆さまが、ここ清里での数日間を本当に楽しみに来てくださるのも嬉しい事実。「社員の慰労も兼ねて、ここに出展するのが本当に楽しみなんです」と、今年も声をかけられました。
次回の日本ホビーショーでも、ご出展の皆さまが楽しめる工夫を何らかの形でプラスしたい──。
主催者側の楽しみは会場にも伝わり、それがお客さまの心にも届いていく。イベントの原点をもう一度しっかりと考える時が来ている、とあらためて感じた、今日この頃です。
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