DJ Tobbyこと山仲元さんがチャレンジする、今どきラジオの魅力とは?
2021年1月から、ビーズを製作、販売するトーホー株式会社の山仲元さんが始めた、インターネットラジオ。あれよあれよという間に直近の回では、なんと79回を数えるまでに! 登録者数も1,000人をはるかに超えてきました。
この方、とにかくパワフルで、白熱灯のように明るくて温かいのが持ち味。トーホービーズのサイトをぜひのぞいていただきたいのですが、「ビーズでエンタメ」をキャッチフレーズに、楽しいコンテンツをたくさん組み込んで、ビーズに関わることならなんでも発信しようという積極的な姿勢が至る所に感じられ、見ているだけでワクワクしてくるんです。
直近の回では、30分をゆうに超える時間の中で、ハンドメイドカンパニー(株)の代表、そして日本ホビーショー実行委員長でもある早川辰悟さんをゲストに迎えて、起業の話や次回ホビーショーに向けての熱い思いなど、興味深いお話を次々に披露してくれています。話があっちこっちに飛んでいく部分もありますが、それはそれで面白く、最後は軌道修正してしっかり着地するところなど、さすがに手慣れた様子です。
「コロナ禍で、気持ちが沈みがちな、日本中のビーズファンの皆さんの気持ちを、少しでも明るくしたいという思いもありました。僕がビーズラジオで話していることを一緒に聞いてくれて、自分が今どんなことをしようとしているのか、知ってもらうにもいいツールなんです」収録の方法は、スタジオに来てもらったり、電話で話しながら、それをそのまま公開することもあるとか。
そもそも私は、ラジオにとても関心があり、リアルタイムでの視聴が難しくても”radiko”のアプリを使って、時間ができると好きな番組を結構聞きこんでいる日常を送っています。耳にダイレクトに届く話し手からのメッセージは、テレビよりもよりまっすぐに届くものと感じていますが、話し手の声音と共に届く言葉は、画像がない分ほかのメディアよりも直球でやってくるような気がします。
お聞きいただけるとわかりますが、山仲さんの声が、またとてもいいのです。「迷いがない声」といったらいいのか、”言いよどむ”というのとは対極にあるような物言い。言葉をポンポン、軽快に滑らせていきます。インスタグラムやツイッターなどのSNSでの情報発信もいいけれど、もう少し聞く人に直に届けたいと思うなら、ラジオという昔からあるツールを今、有効活用するという手があることを、山仲さんの”DJ TOBBYのビーズ ラジオ”が教えてくれました。
「中国でもハンドメイドへの関心がとても高くなっています。将来インストラクターとしても資格を取りたいと思っている人も多数いますね。トーホー株式会社としてはスタンダードなものを整えて、アカデミックな部分を伝えていきたいという思いもあります」今年で創業70周年を迎えた社業を、社長である2歳違いの兄、巌さんと共に精一杯盛り上げていきたいと、チャンスがあれば何にでも挑戦していきたいという姿勢。意欲、気力共に全開で突き進むDJ TOBBYでした。
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