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新型車 京成3200形 待望の営業運転開始!1ヶ月だけの風景も…

皆さまこんにちは。

以前より個人的な興味で追いかけている京成3200形に新たな動きが見えたので、今回は引き続きそちらをお送りします。

さすが新型車両。注目度が高いようです。



 こちら私の記事の直近1週間のビュー数ランキング。いつもご覧頂きありがとうございます。これをご覧頂ければお分かり頂ける通り、3200形の話は、非常に高い注目度があるようです。


▼過去の3200形の記事は下記からご確認ください▼



 それでは本題。実に京成本線向けとしては23年振りの新形式となる3200形が、2025年2月24日付けで、待望の営業運行に入りました。それを狙いにまずは船橋競馬場に出撃。

京成3000形 快速 成田空港行き


 もはや恒例となった本線経由の空港快速。津田沼以東は各駅に停まることで、インバウンド客に日本の地域輸送を分からせるための列車。

京成3200形 普通 京成津田沼行き


 お待ちかねの3200形の営業入りを確認しました!それにしても格好良いですね。アクセス特急向けの3100形を、上手いこと通り抜け可能構造にした秀逸なデザインが目を引きます。台車もまだピカピカ。


 4連・6連・8連をフレキシブルに組める構造が採用されていますが、6連の場合は通常の完結している4両編成に、先頭・中間の2両が引っ付く形になるので、よく見ると中間車に先頭車が繋がる奇妙な連結が見られます。


 編成写真は撮り終わったので、次の場所に移動しましょう。

京成の仕事が早ければ僅か1ヶ月で見られなくなる組み合わせ


お次は京成津田沼駅前。こちらでは、来月末で京成に併合される形で消滅する新京成線と唯一共用する踏切があり、ご丁寧に分けて表示機が用意されています。


 そのため、営業入りする3200形とこの踏切は、撤去や表示更新の仕事が早ければ、2ヶ月弱で見られなくなる組み合わせです。

京成津田沼止まりは折り返すために中線に一度引き上げる


駅を出て折り返し線に向かう3200形
上り方向に走っているのに「津田沼行き」のまま
折り返し線に入る3200形


これは後で編成数が増えれば、いくらでも見られる光景だとは思うんですが、当たり前になると撮らなくなるような小さいことなので、フレッシュなうちに撮影。

 京成津田沼止まりの電車は、本線を下ってきた後に、下り待避線のホームに入り、一度向きを変えて上り方にある留置線に引き上げてから、再度向きを変えて上りホーム待避線に入ります。そのあと、再度向きを変えて上野方面に登ります。実に10分ちょいの間に3回の方向転換。これを毎時4回程度実施。恐ろしい手際の良さ。


 さて、3200形が折り返し準備をしている間に、撮影地に移動しましょう。どの道、この時間帯は側面に日が当たらないので、そこらで見繕った場所でサクッと撮ります。

3688編成 リバイバルカラー


京成赤電の系譜を継ぐ3600系のリバイバル電車。登場当時はこの塗装でした。いかにも古そうな車両ですが、車内で製造年を確認すると、地味に平成だったりします。

3500形 普通 上野行き


こちらは、新米の3200形に、4連~8連まで組める構造の遺伝子を与えた最古参形式。


 00年頃に行われた更新工事で、初期製造車から順に顔の整形手術を含んだ大改造を実施したものの、想定よりも状態が悪く、更新するよりも新車を造った方が安上がりなことに途中で気付いてしまい、急遽更新が中止。なぜか後半に製造された車両から先に廃車になってしまったという話が、鉄オタの間では語り草。

京急 1000形 快速 羽田空港行き


 鉄道撮影から一時期離れていたこともあったので、京急車が京成本線に入ってくると、どうも脊髄反射でカメラを回してしまいます。いまは定期運用が複数用意されています。列番は81H。


 京成はどちらかと言うと実用性重視で無骨な車両が多いですが、京急はどちらかと言うと、多少お金を掛けてでもデザイン性重視のようです。

3700形 快速 西馬込行き


踏切の反対側から上りを撮ってみようと思ったものの、顔がドカンでした。3700形の3800番台は、3828編成~3868編成で顔がマイナーチェンジされているので、通常顔だとちょっと違和感。種別灯点けない時は、こっちの方が圧倒的に格好良いけどね。


 さぁ、3200形がやってきます。

3200形 普通 京成上野行き


何度撮っても格好良いですね~。3000形が新型車だった時は、他社の新型車よりちょっと物足りない印象があったので、純粋に京成車が徐々に格好良くなっているのが嬉しい。


 液晶は全てのドアの上に二画面用意されており、音を聞いた限り(理工学系の人が怒る文系チックな表現)では、東洋IGBT-VVVFが採用されているようです。


 京成線では実績のある形態ですが、併合する新京成線改め松戸線では、既に投入されている80000形において、より静音性が高いフルSiCの三菱IGBT-VVVFが採用されているので、若干のグレードダウンでしょうか。N800形に比べれば、あまり気にならないですけどね。


■おまけコーナー

新京成電鉄 N800形 マルーン編成


 前回での幕張本郷で、正しいN800形に遭遇しましたが、私に撮影の腕がなく、あまり気に食わない写真になっていたので、再履修に行ってきました。相変わらず凄い格好良いものの、これの扱いが"リバイバル塗装"なのが何よりも残念。頭の中ではこちらが通常塗装です。

N800形のみ"新京成線直通"の表示が入れ替わりで出ます
切り替え間隔は5秒程度?


こちらは、新京成線が消滅する来月末までに要記録の"新京成線直通"表示。行き先を潰して数秒間連続で表示されるため、鉄道ファンの間では「表示負け」として認識されがちですが、地味に見られなくなる可能性が高いのはこちらの方。記録はお早めに。



 N800形、8800形とリバイバル塗装が連続して登場しておりますが、8900形は未だに前面貫通路をグレーに塗った以外は動きが見られず。これもただの塗り直しの下地という説があり、未だに側面はピンクの帯が残っています(こちらは目視で確認)。


 リバイバル塗装はやって欲しいとは思ってこそいますが、車庫内ではなぜか同一形式が登場32年目にも拘らず、ピンク帯の高さに合わせた新規の「30thヘッドマーク」を掲出した姿もネット上で確認されており、望み薄なんじゃないかなと個人的には思っています。あまり期待しないように。



 それではまたお目にかかりましょう。いいね・コメント・Twitter共有などお待ちしております。他の記事も読んでね。3200形の記事が3000近いビュー数なのに、2位の記事以下が100程度なのはつらい。


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