パーツワンの業界、全部見せます。~後編~
自動車業界をざっくり解説
さて、パーツワンが現在自動車リサイクル部品を扱う専門商社であるということは分かりました。では、その商材である自動車リサイクル部品というものを見ていきましょう。もちろん読んで字のごとく自動車業界に位置するものであると推測できますね。
皆さんは自動車業界にどのようなイメージがありますか?
私は、自動車業界と聞くとなんとなく自動車がお店に並んでいる店舗をまず思い浮かべます。ごくたまーに家族で行って、父親が試し乗りしていたイメージがあるお店ですね。自分の人生で自動車に触れる機会はお店か自動車学校くらいでした。
しかし、それはあくまで自動車として完成された姿なわけです。もちろんあの自動車がつくられるまでに様々なプロセスがあり、様々な企業が関わっています。
下記の生産から販売までの流れを見てみてください。
上記の生産から販売までのフローはとても大まかなものですが、自動車を作るまでに沢山の素材や部品が必要で、それを組み立てて初めて店頭に並ぶというイメージは分かるかと思います。そして、もちろんお客様の手に渡る前には保険や物流等も関わりますし、広告を打ったりもしますね…皆さんの手元に届くまでにとてつもなく多くの企業が関わっているわけです。
私自身も調べていて、小学校の頃自動車工場のベルトコンベアーの映像を授業で見たのを思い出しました。「人とロボットの分業」なんて言われていたのを覚えていますが、今でもまだ変わっていないのでしょうか。
皆さんも見たことありますでしょうか?私が愛知県出身だったからかもしれませんね…
自動車リサイクルについて
さて、皆さんの下に自動車が渡ってお終いというわけではありませんよね。メンテナンスやガソリンを入れたりして長く乗るわけです。そして、乗れなくなって処分する時が来ますよね。乗り終えてからも自動車は旅を続けることになります。それがリサイクルです。
下記の「使用済み自動車のリサイクルの流れ」を見てみましょう。
https://www.jarc.or.jp/renewal/wp-content/uploads/2017/02/0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e-1.jpg
上記の図を見るとわかるように、使用済みとなり寿命を終えた自動車たちは、引き取り業者へ渡し、自動車のフロン類やリサイクルできる部品、金属等に分けていきます。
リサイクルの中で解体された後、そのリサイクル部品を扱う業者と、リサイクル部品を必要とする業者の仲介役になるのがパーツワンの役割になります。上記で見ると5番の部分から派生するものですね。
皆さんにとっては馴染みがないかもしれませんが、自動車を修理する際に新しい部品を使うのではなく、まだ使える安全なリサイクル部品を使うことでエコにつながるということです。
このようにリサイクルをする「自動車リサイクル法」は不法投棄や処分場のひっ迫などの問題を解決するため、また、環境問題に取り組むために2002年に制定,2005年に施行されたものです。
自動車業界と一口にいっても、製造から販売、そしてリサイクルととても長い道のりで広い業界であることが見て取れました。日本の就業人口の10人に1人と言われるのも納得できますね。日本といえば自動車と呼ばれるくらいですから、日本人として自動車は凄いと誇れる気がします。
まとめ
さて、パーツワンを取り巻く業界を本当にざっくりですが見ていきました。全く知らなかった人もなんとなく理解できたのではないでしょうか。
パーツワンを取り巻く業界は、私を含めた皆さんにとって今まで触れる機会は少なかったと思います。しかし、皆さんが思っている以上に大きな業界であり、さらに、リサイクルや持続可能な社会という概念は皆さんの周りを走る自動車にまで浸透しています。
パーツワンの事業が与える影響は、直接目に見える形では分かりにくいかもしれません。しかし、皆さんがこれから生きていくこの環境に、また、道を走る自動車全てに関わっているわけです。古い業界をテクノロジーの力で魅力的に変えていくことと、持続可能な社会を目指すことは、私たちの生活に影響を与えることができるものだと私は思います。
ペットボトルではなく水筒を。ビニール袋ではなくマイバックを。そんな世の中の一つの選択肢として、使い捨てではなく、まだ使えるリサイクル部品を使う…それはもう新たな価値観ではないのではないでしょうか。
最後に
私は、「本業」で持続可能な社会にテクノロジーを使って貢献している部分がパーツワンの事業の魅力だと思います。
パーツワンが掲げる採用メッセージは『最後の創業メンバーを集める。』
これから事業、 組織の拡大期に入るためパーツワンのブレインとなる中心のメンバーを集めていきます。
パーツワンの目標にいいなと感じてくれた方、一緒にやってみたいと思ってくれた方がいれば嬉しいですし、一緒に会社を作っていくプロセスを楽しみたいですね。
業界のことや環境ビジネスのことに詳しくなくてもいいんです。チャレンジする勇気や、興味をもって素直に向かっていける事が大切だと思います。
もちろん、パーツワンの人に魅力を感じて、一緒にやってみたいという方も大歓迎です。私のストーリーやパーツワンのストーリーをぜひ見てみてください。
>>パーツワンのストーリー
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【ライター紹介】
岡本崇志 1997年生まれ、愛知県出身。金沢大学国際学類を卒業予定。
2019年に株式会社パーツワンのIgnite Weekへ参加し、2021年度からパーツワンに入社予定。趣味はアニメや映画の鑑賞、お風呂に入ること。ほぼ毎日昼寝をしている。