コミケで評論系などを見て回ってきた。
朝も早くから起きて、お墓からお迎え。オガラを焼いて、仏壇にお迎えすると朝食を取ります。その後はいそいそと大きなカバンを持ち出して、コミケにゆくのでした。
会場には10:30頃に到着。待機列でしばらく待ちますがなかなか列が動きません。去年よりも列の運びが鈍いように思いました。1時間立ってようやく入場。まずは西館を巡って、外回りから東館へ。
虎の子の現金を持って、最も蒸し暑い場所へ向かいます。男性向け創作のジャンルは西館よりも数段に蒸し暑さが増し、タオルで汗を吸わせることも何度かありました。
評論・ミリタリーのジャンルを見て回るとついつい手を伸ばしてしまいます。ツイッターのTLでも見かけてしまうのですが、評論というジャンルは好奇心を刺激してしまい、あれよあれよと弾丸を消費します。
評論というジャンルは作品を批評して論ずる狭い定義にとらわれず、自分が見つけたものに価値を見出し、思うままに論じて送り出していくという「そんなものまで」がある新たな扉を開く場所です。
今回も初見で見たサークルについつい手を伸ばしてしまい、実弾が底をつきてしまいました。
文字通りのロケット推進工学テキスト。とっっっても分厚いので薄い本が売られている場所には不釣り合いの貫禄。お値段も相応ながら、意外に買っていく人が後を絶ちませんでした。下町ロケットやホリエモンもロケットを打ち上げて失敗した話もまだまだ昨今の話。民間の宇宙開発事業がどこまで向上できるでしょうか。まずは裾野を広く、ロケットの知識を広く知ってもらうことで足場を盤石にするのも肝要。微力ながらも協力しようと思いました。
日本にある先端技術の研究所を撮影した写真集。核融合研究所の鋼鉄の大蛇のごとき、なまめかしい表面の美しさはどうだろう。パイプやケーブルが無駄なく繋がり、計算され尽くした工程が人類の英知をとがらせて高みを目指す。有り体に言うととにかくかっこいい。
大淀、天城の解体写真。
紙面いっぱいに広がる朽ちた艦の存在は圧巻。艦隊これくしょんでこの軍艦の名前は存じ上げていたわけですが、実物の写真を見るとほんとにでかいと感じる。これらが海を駆け巡っていた過去があったのだ。
友人のいるスペースでこれを見せていたら、イギリスの軽巡のスペックが載っていた本を見せてくれた。軽巡の枠に入っているのに大和型の装備していた46センチに匹敵する457ミリの砲台を持ち、航空甲板があり航空機をとばせたという何を言っているのかよくわからねーが、そういう軽巡洋艦が存在していたのだという。さすが、パンジャンドラムを作っただけのことはある。
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