TWICEに嫉妬してた話
「あのアイドルみたいに、一回でいいから踊ってみたいなぁ」
「キラキラの照明を浴びて、黄色い完成を浴びてみたい。。」
私はK-Popをたくさん見るようになってから、そう思い始めるようになった。
もしかしたら今ノートを読んでくれてる。
あなたもそういうことがあるんじゃないだろうか
彼らはとてもキラキラしていて、私も踊りたい。
そういう嫉妬じみた強い気持ちにつながっている。
でも、私なんかが踊れるわけない。
可愛い子が踊るからいいんだ。
そう言い聞かせて、自分にはできないと信じていた。
そう信じないと、嫉妬で狂いそうだったから
あんなに可愛くて、肌が白くて、歌が上手くて踊りが上手くて愛嬌があって
あの子たちにはあるのに、自分にはないものがたくさんありすぎて
劣等感にさいなまれる毎日が続いていた
そんなある日、ダンスに出会ってしまった。
ダンスサークルに勇気を出して入ってみた。
TWICEの曲を1回だけカバーしてみた
そして、文化祭の出し物で踊ってみた
もちろん可愛さなんて前と変わらなくて
自信なんて持ってないまま踊ったけど
それでも、お客さんの完成は暖かかったし
ステージでは平等に光を照らしてくれた
この経験をしてからか自信がついたわけではないが、
私でも同じステージに立てるのだと気づくことができた。
全然ダンスなんて上手くなかったが
こんな私でも、K-Popアイドルみたいな感覚を味わえるんだと
嬉しくて、胸がいっぱいになった
我慢に我慢を重ねる。ダイエットや
顔が綺麗になる以外でデメリットしかない整形をしなくて済む
この感覚を誰かにも味わって欲しい
きっと同じように悩んでいる人がいるんじゃないかと思った
ただ、グループのダンスをカバーするのには
人がいる仲間がいる、練習をするスタジオ、教えてくれる誰かがいる
じゃあこの役は、私が担おうと思った
「K-Popにアイドルになりたい」
「でも、慣れない」
そんなモヤモヤを抱えた誰かを
嬉しくて、胸がいっぱいにしてあげたいと思った。
私の夢は決まった。
誰かをステージに立たせることです。