連想翻訳をしてみる
夜、チューリップ畑を見ていると罪悪感をおぼえるのはなんでだろう。
悪、といえば悪魔辞典がとても好き。ある単語についてひねくれた翻訳がついている事典。小学生の時にこの本に出会い、授業中に自分でも考えたりしていた。どんな感じかというと
貯金 - 金がなければできないこと
占い - 信用を売る商売
マック - 酒をこっそり持ち込み、夜が明けるのをじっと待つ場所
「うまく言えないけど」-言語化できないけれど言葉以上の思いがあることを相手に想像させる、卑下しておきながら実はずる賢い会話の上級テク。
辞典というと固いけれど要は一発ギャグです。もっとたくさん数を出そうと思ってみたけれど、結構難しい。そこで、段階的にふめばたどり着くかもしれないと思い、連想ゲームの要領で翻訳をしてみることにしました。
【01-やさしさ】
やさしさ、誠実がないなら残酷。
誠実、理性に干渉する心構え。
理性、言語化した己の規範。
規範、この世を耐えやすくする術。
▶︎やさしさ - この世を耐えやすくする術
【02-説得力】
説得力、経験から滲み出るもの。
経験、人生における美点。
人生、すべて。
すべて、視野の範囲内。
視野、主観を通した現実世界。
主観、認識能力の差異。
認識能力、物事に意味をつけること。
▼説得力ー無価値な物事に意味付けする力。
などなど。遊びで始めたけれど、仕事をしていて「これって要はなにを伝えたいの!?」と頭を抱えた時に連想翻訳をしたら納得のいく整理ができた。単語ひとつでもその背景によって全然なかみは変わってくるので、解像度をあげるのにも便利です。ちょっとずつ数を増やしていって最終的には辞書ぐらいの厚さにしたい。