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ウオーキングで解放される心

「カムカムエヴリバディ」を見て、朝ドラの余韻が冷めないうちに姑の透析の見送りの準備。
さっきまでの感動から、ささーっと現実に戻る時間。
よちよち歩きの姑が靴を履くのを手伝う。
以前は靴と足の間に履きやすいように指を添えたりするもの嫌だと思ったこともあったけれど、今はもうそれほどでもありません。
実際そういう介助が必要なんだし、もっと汚いこと、嫌なこともやらないといけないこともあったから。
慣れというのはありがたく、私を大人にしました。

幸い早めに送迎ドライバーさんが到着したので、無駄に会話する時間もなく、難なく見送りが完了。

さあ、これから姑の帰宅までは私の時間。
カムカムの感動を引き戻して、ちょっとTwitterで想いをつぶやいて、ウオーキングへ。
姑の知らない私、、、ウオーキングスタイルに着替えて、30分ほどの私のウォーキングタイム。

玄関でゆっくりウォーキングシューズを履いて、姑のいない間に気兼ねなく外に出る。

イヤホンから音楽がながれ、1歩、1歩歩くごとに、ああ、自由だと実感できるこの時間がたまらない。

今年2月頃、持病となった座骨神経痛が再発し、痛い痛いと泣いていた。
痛み止めで何とかだましだまし過ごして改善したものの、座骨神経痛がまた出ないように運動は必要だと感じて、3月から始めたウォーキング。
一日中バタバタしていて、韓ドラも見たいのに、いつウオーキングに行く時間があるの?
3日と続かないと思っていたけれど、すき間時間を探したらあるもんです。
「姑の透析の日、見送ったらすぐ出て30分」この時間設定がよかった。
朝の澄んだ空気を思いっきり吸って、人にもほとんど会わないので、暑い時期もすれ違う時はタオルで口を塞ぐようにして、マスクなしで歩くことができたので、マスクストレスからもしばし解放された。

歩くたびにいろいろなこと考える。
姑のこと、家族のこと、自分のやりたいと、ブログに書きたいこと。
誰にも邪魔されない、私だけの自由な時間、しかも外!
姑に監視されているような気がして、今まではこういうことも考えられなかったけれど、こういうこともしていいんだ、できるんだと思えます。
姑に監視されているなんて、気にし過ぎ、妄想?私のただの思い過ごしなのかもしれないけれど、二世帯で暮らすってそういうことなんです。

ウオーキングというちっぽけな行いだけれど、私の心、解放されております。

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