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100以上のプロダクトを作ってきたエンジニアがクラウドサービスの全貌をシンプルに解き明かす!


筆者紹介

15年間、ホテル・旅館向けの基幹システム開発や価格推移の分析、競合分析、レピュテーション分析といった新規事業の開発を行なってまいりました。2016年からはフリーランスエンジニアとして、スタートアップ企業の開発支援を行い、2021年には株式会社GiGOOOを設立してCTOとして活躍しました。
2022年にはパースツリー合同会社を設立し、「ゼロからのスタートを支援する」というコンセプトでサービス開発支援に従事。同年10月にはアンドフォーアス株式会社の社外取締役に就任し、開発とエンディング事業にも関わりました。
2023年4月、経営の効率化と組織体制の強化を目指し、「株式会社パースツリー」として再スタート。現在も新たな挑戦と成長を求め、多様な分野での発展に貢献しています。

対象

  • 中小企業の経営者や管理職

  • スタートアップや新規事業担当者

  • クラウド未経験のエンジニアやIT初心者

読んで得られること

  • コスト削減

  • セキュリティ・競争力の強化

  • 柔軟な働き方の実現

クラスドサービスの種類

クラウドサービスは、サーバー、データベース、ストレージ、アプリケーションなどのサービスを社内やデータセンターではなく、インターネット上で全て完結できるサービスのこと。
従来と違うのは、サーバーを「購入」し「自分たちで設定」するのではなく、「サービス」として「利用」する形にすることで、人件費や工数の削減だけでなく、自分達だけでは実現できないような高難易度の技術も利用可能になります。
近年ではニーズに応じてどんどんと細分化されているが、大きく分けて以下の代表的な4つがあります。

1. IaaS (サービスとしてのインフラストラクチャ)

  • 概要:サーバー、ストレージ、ネットワークなど、物理的なインフラを
    クラウド上で提供するサービス

  • 特徴:ユーザーは自分でOSやアプリケーションをインストール・管理
    する必要があるが、物理サーバーを自前で準備する必要がないため、
    柔軟性を重視するユーザーに向いている

  • :Amazon Web Services (AWS)、Microsoft Azure、
      Google Cloud Platform (GCP)

2.PaaS (Platform as a Service)

  • 概要:アプリケーションの開発や実行に必要なプラットフォーム(OS、ミドルウェア、データベース)の提供

  • 特徴:インフラの管理は不要で、アプリケーションの開発に集中できる
    開発者はコードを書くことに専念し、サーバー管理は不要

  • :Heroku, Google App Engine, AWS Elastic Beanstalk

3.SaaS (Software as a Service)

  • 概要:完成したソフトウェアやアプリケーションをインターネット経由で提供するサービス

  • 特徴:インストールやメンテナンスが不要で、すぐに利用可能
    ユーザーはウェブブラウザなどを通じてサービスを利用するのみ

  • :Google Workspace (Gmail, Google Docsなど)
      Microsoft 365, Dropbox

4.BaaS(Backend as a Service)

  • 概要:アプリケーションのバックエンド機能をインターネット経由で
    提供するサービス

  • 特徴:開発者は、データベースやデータベースの構築・管理をせずに、
    必要な機能をすぐに利用可能

  • :Firebase、Supabase、AWS Amplify

最後に

クラウドサービスの違いを理解することで、コストの最適化、パフォーマンスの向上、セキュリティ強化、柔軟な拡張性、そして運用効率の向上が期待でき、ビジネスに最適な選択が可能になります。
近年では、今回紹介した4つ以外にも、新しい形の◯aaSサービスが誕生しており、その動向は世界から注目されています。

プロダクト開発に関してご不明な点やお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご連絡ください。皆様のプロダクト開発が大きな成功につながることを心より願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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