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takumisuzuki
「複数の拠点を持つ」ことの利点が実家に帰ったことで見えてきた件
今日は実家に久しぶりに久しぶりに帰宅した。引っ越したのは4月末だから、帰ったのは半年ぶりだ。今までは帰ろう帰ろうと思っては理由をつけて先延ばしにしてしまっていた。
荷物を両手に抱え、久しぶりに混んだ電車に乗ったときには、正直気鬱にもなったが、肩の首近くの位置が最も快適に荷物を担げると気づいてからは、楽しんでいた。システマの教えは日常で役に立つのである。
2時間ほどかけて帰ってみると、馴染の場所故の快適さ、普段と違うライフスタイルの刺激があって、すぐに離れがたくなってくる。もっと頻繁に帰ることに決めた。
離れがたいと言っても、家賃を払っているし、賞味期限のある食べ物も置いてあるし、東京にいるからこそ得られるフィジカルな学び(例えばシステマ)に対する渇望は強い。
そこで、自宅と実家の利点、それら両方を踏まえた上で、最大限に活かすのが良いと思った。これって要するに、巷で言われている「生活の拠点を複数持つ」ってことじゃないか。
複数の拠点を持つ。そのためには、必ずしも投資が必要ではない。「拠点」の定義をググれば、それがよくわかる。
どうも、学校教育のためか、日本人は「会社」や「学校」「家」だけを拠点にしようとする人が相対的に多い。それが「普通」だと思われている。しかし、その「普通」は窮屈で、時には「やりたいこと」とぶつかる。そういう現実に対する処方箋として、著名人がよく言うように「複数の拠点を持つ」ことはやはり有効なんじゃないかと思う。
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