ギャラリー 『ふとまにの里』 師走編
執筆:ラボラトリオ研究員 竹内 健
師走に入り、めっきり冷えるようになったふとまにの里。
世間は慌ただしいですが、穏やかに時が流れる師走のふとまにの里を
お送りいたします。
12月のチャイルドアーツアカデミーでは、 伊勢新嘗祭で献饌したふとまにの里の稲穂を使って、しめ縄を作りました。
親子が一緒になってわらを撚ります。
わらを撚るのに悪戦苦闘しながらも、頑張ったおかげで
素敵なしめ縄が出来ました。
しめ縄作りの合間に、はにかみながらハイチーズ。
この指止まれ!
がまの穂を指先でキャッチしようとしますが、
風に流されなかなか思うようにキャッチ出来ません。
伊勢新嘗祭で献饌したふとまにの里のお米を餅米に混ぜて、
餅つきもしました。
「エイヤ!」
「ソレッ!」
昔ながらの年の瀬を再現しました。
突いた餅にきな粉やあんこを混ぜ込みます。
餅が出来ました!
あっという間にソールドアウト!
やっぱり自分たちで突いた餅は美味いですね。
12月に入ると、ふとまにの里の三日月池も凍ります。
歩けるかな?
氷がガラス細工のような芸術的な世界を見せてくれます。
幻想的な夕焼け
寒さに負けず、葉っぱが出てきた小松菜。
にんにくも負けてません。
乾いた畑から力強く芽が出てきました。
大根もそろそろ食べ頃です。
今年ふとまにの里で出来たベリーA と甲州による、
2020年版TaruTariワインが出来ました!
七沢代表曰く、「雑味がなくものすごく美味しい!」との
評価をいただきました。特に赤ワインは過去最高の出来!との呼び声も。
こちらは準備が出来次第、2月以降に発送予定です。
ぶどう畑から南アルプスを望む。
ぶどうの木も剪定が終わり、さっぱりしました。
たくさんのボランティアの方々のおかげで、作業がはかどりました!
ありがとうございました!
凍えるような冷たい池でも、鴨は優雅に泳いでいる。
ある日、鴨の群れが三日月池で泳いでいたので、
シャッターを切ろうと瞬間、
一斉にバタバタバタっと飛び去ってしまった。
残ったのは波紋だけ。。。
あぁ。。来年は鳥と友達になりたい。。
枯れても絵になる。。
ノスタルジックな光景。。
今年最後の仕事は田起こし。
来年に向けて、粛々と準備を進めていきます。
今年の皐月から始まったギャラリーふとまにの里シリーズ。
応援してくださる方の声が励みになっております。
来年も写真を見てくださる方の心が穏やかになり、
楽しんでもらえるような瞬間を切り撮ってまいります。
ありがとうございました!
読者の皆様がよいお年を過ごせるよう、
お祈り申し上げます。
来年も宜しくお願いいたします。
ダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド祝殿
【バックナンバー】
ギャラリー 『ふとまにの里』 皐月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 水無月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 文月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 葉月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 長月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 神無月編
ギャラリー 『ふとまにの里』 霜月編
◎ふとまにの里
富士山が見える甲府市内のneten株式会社にある、
緑の里山公園「ふとまにの里」。
2,200坪の大地に広がる「ふとまにの里」には、
起伏のある丘と森があり、その間を縫うように、
木と石と土で自然に作られた小川が流れ、
途中には、水を浄化する働きをするマコモが生い茂るマコモ池、
魚やエビ、水生昆虫がいっぱいの三日月池がある。
小川とつながる手植え自然栽培の田んぼ、
野菜畑や葡萄畑もあり、昔ながらにあった、
古き良き日本の里山を再現。
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【竹内健 プロフィール】
neten株式会社所属。ふとまにの里の管理と農業を担当。
米やぶどう作りに精を出す傍ら、趣味は登山と写真。
登山は低山から海外の5000mを超える山まで、
美しい光景を追い求め、シャッターを切る。
また、年に1回は海外に出かけ、人々の素朴な様子も切り撮る。
人も自然もありのままの美しさを撮る事を信条としている。