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ウイルスはエネルギー場に存在する〜2020年4月16日 はふりめく〜

講  話:一般社団法人 白川学館代表理事 七沢賢治
要約編集:Parole編集部 文責 大野靖志

【こちらの記事は全文を無料公開させていただいています】

Q. 
昨日、今回のコロナウイルスは「史上初の思考に感染するウイルス」という記事を見た。しかしながら、そうした脅威に対する具体的な解決策はないという状況が一方ではある。このような状況を踏まえて、もし医療ワクチンを使う資格がある者が専門職の医師であるとしたら、先生のおっしゃる「情報ワクチン」を使う人々も、それ相応の資格やあり方が求められると思うのだが、そのあたりについて見解についてお伺いしたい。

A.
そもそも「情報とはなにか?」ということから話を始めると、ギリシア哲学では、精神、エネルギー、物質の3つの要素を三角形のなかの関係性、あるいはパラダイムで説明してきたといったという歴史がある。しかし未だにそれらははっきりと定義されてない、というのが現状であろう。そのなかで、ギリシア哲学的には「イデア」、我々からすれば「神」、あるいは「創造意志」といったものが、いわゆる“情報”に相応するものであると、私は考えている。

そういった意味で、「情報ウイルス」や「情報ワクチン」は階層論でいうと情報から一つ階層を落として考えるーーつまり精神や情緒、物質の階層という視点で捉えてみる必要があると考えている。言い換えればそれは、ものごとが生み出される前の状態、創造の源=「エネルギー場」でのできごとである、といってもいい。

だとすれば、生命であるのか物質であるのか存在自体が非常に曖昧であり、いわば生命と物質の中間体に生きるウイルスは、生物に寄生するという形態でサバイバルすると考えてみるのが自然であり、ある面では人と生命体をつなぐ存在、人と物質をつなぐ存在であるといえるだろう。すなわちそれは、創造のはじまりの「エネルギー場」に存在する、“最小単位”ともいえるのだ。

そこで課題となってくるのが、いかに人類を生命の危機に晒さないように、命にとって問題のないかたちで、「ウイルスをワクチンとをつなぐのか?」といったテーマであろう。そしてその時に「ウイルスをワクチンにする」という概念を立てて検証してみることが重要であるのだ。

これは情報ワクチンのみならず、肉体面においては人間の体にとって不可欠である酵素を、いかにエネルギー場において最適な結びを起こすことを可能にし、またその結びの結果として「ウイルスを無害化させることができるのか?」といった点が重要な鍵を握っているのである。

そのために我々は、この電子祝殿、それは情報神殿といってもよいかもしれないが、この場所から日々、真の情報をお出しして、内と外、さらに宇宙全体にその情報を全世界に広く発信することによって、それらの情報が「情報ワクチン」として、人々によりよい働きかけをしていくということーーそのことを我々は日々、まさにおこなっているといえる。(すでにこの作用を感じているという嬉しい報告を多数いただいている状況である)

我々の意識は「脳」で働いているため、人間の脳と脳がネットワークによってつながっていけば、結合エネルギーを生み出す場としての”脳の真空”に、情報ワクチンがよりよいかたちで作用してゆくことは間違いないであろう。

English Version Hafurimeku

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【七沢賢治プロフィール】
1947年 山梨県甲府市生まれ。早稲田大学卒業。大正大学大学院文学研究科博士課程修了。伝統医療研究、哲学研究、知識の模式化を土台とした情報処理システムの開発者、宗教学研究者。
言語エネルギーのデジタル化による次世代システムの開発に携わる一方、平安中期より幕末まで白川伯王家によって執り行われた宮中祭祀や神祇文化継承のための研究機関である一般社団法人白川学館を再建。現在、同学館代表理事、株式会社ラボラトリオ 代表取締役などを務めている。
『なぜ、日本人はうまくいくのか? 日本語と日本文化に内在された知識模式化技術』(文芸社)、『神道から観たヘブライ研究三部書』(小笠原孝次著/七沢賢治監修)、『龍宮の乙姫と浦島太郎』(小笠原孝次・七沢賢治共著)など、監修書・著書多数。

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