ギャラリー 『ふとまにの里』 神無月編
執筆:ラボラトリオ研究員 竹内 健
霜が下り、秋の深まりを感じる今日この頃・・
神無月のふとまにの里も収穫が続きました。
今回のギャラリーふとまにの里 神無月編は、
収穫風景はもちろんの事、季節を感じる写真、ふとまにの里の日常、
そして、幻想的なふとまにの写真をお届けしたいと思います。
10月上旬、
ふとまにの里にあるチャイルドアーツアカデミー 用の田んぼの稲穂が
たわわに実った。
斉藤宮司に火打と六種鎮魂をしていただき、みんなで収穫!
刈り取った稲をクロスさせて結び・・
みんなではざがけ台に掛けます。
稲刈りで疲れたのかな?
祝殿の上から昇った朝陽が三日月池に反射して、光条が四方八方に広がる。
まるで一週間の始まりを予祝しているかのようだ。
収穫から十日余り・・
もみの水分量が15%を切り、保存や籾摺りに適した状態になったため、
脱穀を行います!
脱穀作業は、遠方からボランティアの方々が駆けつけてくれました!
手分けして稲を脱穀機の前にはこび・・
脱穀機で茎ともみを切り分けます。
脱穀されたもみ
石原講師も脱穀作業に勤しみます。
ボランティアの皆様
脱穀作業お疲れ様でした!
ありがとうございました!
ギャァァァ〜
10月のチャイルドアーツアカデミーでの一コマ
三日月池で亀を発見!!
夕方になるとふとまにの里の小川を徘徊する亀
ふとまにの里の新たな主に!?
曇りの日の出も、壮大で幻想的である。
稲刈り後の田んぼに小さな花が咲いた。
小さく可憐であるが、力強い生命力を感じる。
ふとまにの里に新たに加わった柿畑で、収穫を行いました!
百目柿という品種で、百匁(ひゃくもんめ)=約375g
もあることから、ひゃくもんめ柿と呼ばれるようになり、
訛ってひゃくめ柿と呼ばれるようになったそうです。
大きい渋柿で、干して渋抜きすれば、
甘くて美味しい干し柿になります。
百目柿の収穫もボランティアの方々に手伝っていただきました!
netenのスタッフとボランティアの方が協力して柿を収穫します。
netenの木下社長も奮闘!
ボランティアの方々のおかげで、無事に収穫が終わりました!
ありがとうございました!
収穫した百目柿をあんぽ柿にして、その後シャーベットにする計画もあります。
どんなシャーベットが出来るのか?楽しみです^^
一部の柿は、東屋で干して干し柿にします。
東屋に干し柿が吊るされると、秋の深まりを感じる。。
秋になると空が澄み、富士山も綺麗に見える。
山はもう冬だ。。
なんと!楠の脇に稲穂が生えている!?
何かの拍子に種が飛んできて発芽したのだろうか?
すごい生命力だ!
霜が降り、朝露がついたニラ。
寒さに負けず冬を乗り切ってほしい。。
収穫が一段楽したら、秋はますます深まり、
冬の足音も聞こえてきます。
11月は、秋から冬へと移りゆくふとまにの里を
切り撮れたらと思います。
◎ふとまにの里
富士山が見える甲府市内のneten株式会社にある、
緑の里山公園「ふとまにの里」。
1,800坪の大地に広がる「ふとまにの里」には、
起伏のある丘と森があり、その間を縫うように、
木と石と土で自然に作られた小川が流れ、
途中には、水を浄化する働きをするマコモが生い茂るマコモ池、
魚やエビ、水生昆虫がいっぱいの三日月池がある。
小川とつながる手植え自然栽培の田んぼ、
野菜畑や葡萄畑もあり、昔ながらにあった、
古き良き日本の里山を再現。
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【竹内健 プロフィール】
neten株式会社所属。ふとまにの里の管理と農業を担当。
米やぶどう作りに精を出す傍ら、趣味は登山と写真。
登山は低山から海外の5000mを超える山まで、
美しい光景を追い求め、シャッターを切る。
また、年に1回は海外に出かけ、人々の素朴な様子も切り撮る。
人も自然もありのままの美しさを撮る事を信条としている。