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台湾語(台語)音楽のオススメ5選!

今日は、台湾語(台語)のオススメ歌曲を紹介するよ!

毎度のことだけど、ここではあくまで私の主観だからそこのところよろしくね!!

なるべく動画の再生回数等を見て、「これを知っておけばまぁいいかな」と思うものをピックアップした次第ですけどね。

それから、私は著作権めちゃめちゃ気にするので、その都合で紹介できない曲、紹介できないオリジナル版があります。

そこのところは、自分で調べて聞いてみてください♪

楽曲の楽しみ方🎵

この記事を読んでいるということは、おそらく台湾語(台語)について勉強したことがない方が多いと思います。

台湾語(台語)の説明を始めたらきりがないので、楽しむときのポイントをいくつか載せておきます!

①日本語の漢字音と比較してみる

普通話を勉強している方は、それと日本語とどっちに似ているか、似ていないか、全然違うか等々見てみてください。曲中にはおおよそ該当する漢字が示されていると思います。「itaigi 」や 「臺灣閩南語常用詞辭典」というサイトに繁体字を入れると、台湾語(台語)の音が聞けますよ!

②日本に似た音楽がないか

台湾語(台語)の楽曲、特に昔の楽曲ほど日本の昭和歌謡・演歌に影響を受けているものがよくあります。また今も昔も、日本の演歌を台湾語(台語)でカバーする方がたくさんいます。好きな演歌を台湾語で聞いてみる!ってのも一つの面白い経験になるかなと思います🎵

③楽曲にまつわるエピソードを気にする

作成意図や背景に日本が関わっていたり、台湾の音楽番組での扱い等がわかる、知れると、より楽曲が好きになることがあります。ここら辺は、自身でyotube検索して色んな方のカバーや音楽番組での演出を見て、中国語のリスニング練習をしちゃいましょう!

まぁこういうポイントを示すと、必ず

「音楽なんて好きなように聞けばいいじゃないか!」

という(クソ)リプを飛ばしてくる人がいるのですが、その通りです。

ここでは、単に指針として3つ示しただけなので、楽しければ何でもいいです。

それじゃあ、一曲目!

1曲目:陶喆 David Tao – 【望春風 Spring Wind】

―原曲の情報―

バンツンホン。1933年発表。
作詞:李臨秋、作曲者:鄧雨賢、
歌手:純々(劉清香)

―ひとこと楽曲紹介―

動画のバージョンはとてもオシャレですが、超昔から唄いつがれている名曲です。台湾だけでなく、シンガポールやマレーシアなどの東南アジア(福建語地域)で愛される曲です。

1933年に発表された台湾の民謡。作詞者は李臨秋、作曲者は鄧雨賢で、日本統治時代の歌手・純々(劉清香)のヒット曲である。(wikiより)

そうなんです。

この曲は日本と大変大きなつながりのある、歴史的にも非常に大事な曲なのです。

台湾コロムビアの社長である柏野政次郎という男によって手掛けられた楽曲で、その過程については『歌謠風華 初聲』という台湾ドラマで見ることができます。

では、二曲目にいきましょう。

2曲目:阿杜+江蕙 – 【雪中紅】

―原曲の情報―

ソァッティオンアン。1991年発表。
作詞:胡曉雯、作曲:吳嘉祥
歌手:王識賢、陳亮吟

―ひとこと楽曲紹介―

古いですが、曲の雰囲気が好きで入れました(*^-^*)

ぜひ原曲も聴いてみてくださいね!

というか、台湾の番組で『龍兄虎弟』という有名な音楽バラエティ番組があるのですが、その中でよく使用される曲です。

この番組の司会者は、張菲(兄)と費玉清(弟)。

張菲がことあるごとにこの曲を歌いたがるので、よく流れます(笑)

※費玉清は周杰倫との合作《千里之外》が有名ですね♪

番組の様子は以下参照👇
https://www.youtube.com/watch?v=Zy2S5Xen0jU

3曲目:黃妃 Huang Fei【追追追】

―原曲の情報―

トゥイトゥイトゥイ。2010年発表。
作詞:陳明章、作曲:陳明章
歌手:黃妃

―ひとこと楽曲紹介

何故か知らないけど、私のまわりの若い人がオススメしてくる、そして台湾祭で流れていることが多い曲。

音楽やっている人だと、変拍子のタイミングがつかみづらくてイライラするかもしれないけど、聞いているうちに心地よくなってくる不思議な曲。

トゥイトゥイトゥイ!

台湾には金曲獎(ゴールデンミュージックアワード)というのがあって、黃妃は、「最佳臺語女歌手獎」に9度ノミネートしている歌手です。

ただ、彼女というとやはりこの曲が想起されることが多いので、こちらの曲をオススメしておきます。

4曲目:茄子蛋EggPlantEgg - 【浪子回頭 Back Here Again】

―原曲の情報―

ロンツーホエタウ。2010年発表。
作詞:黃奇斌、作曲:黃奇斌
歌手:茄子蛋
※茄子蛋(エッグプラントエッグ)は黃奇斌、謝耀德、蔡鎧任の3人からなる台湾のインディーズロックバンドです。

―ひとこと楽曲紹介―

私はあまり聞かないのですが、最近勢いがすごいので紹介しておきます。

何がすごいって、この動画だけでも「1.2億回再生」されています!

しかも、ファーストアルバムに収録された曲です…!

※ファーストアルバム《卡通人物 Cartoon Character》:2017年発売

茄子蛋はこの曲を通して、第 29 屆金曲獎 最佳新人賞、最佳台語アルバム賞を受賞しました。さきほど説明した、ゴールデンミュージックアワードです。

フン、チッキーチッキーチッキーエーティアム🎵

5曲目:江蕙 ―【落雨聲】

―原曲の情報―

ローホシャー。2010年発表。
作詞:方文山、作曲:周杰倫
歌手:江蕙

―ひとこと楽曲紹介―

天下の台湾語女性歌手、江蕙の楽曲…。

私が大好きな曲ですが短めに…

まず、作詞・作曲をみてください!

作詞:方文山、作曲:周杰倫

この二人は平成台湾楽曲界の黄金コンビです👀

※周杰倫についてはこちらの記事👇

そして、【落雨聲】を歌うのが「江蕙」という歌手です。「二姐」と呼ばれることもあります。

幼い頃は本当に貧困で、暮らしの為に小学校低学年のころから温泉街(北投温泉)に赴き、演芸・歌手の修行を始めたとのことです。

その際、ビジネス・観光で訪れる日本人が多かったこともあり、日本語の歌謡をたくさん歌ったようです。今でも日本の演歌を歌う彼女の音源が色々と残っています。本当に素敵な歌声です。

そして、苦節うん十年の末、2015年6月27日の第26回金曲獎で「特別貢献賞」を受賞したのち、同年9月13日の高雄コンサートをもって芸能界を引退しました。

※歌手が音楽活動をやめることを「封麦」といいます。麦=麦克风(マイクフォン)

第26回金曲獎の開幕では、周杰倫がこの【落雨聲】をピアノで演奏しており、観客がしょっぱなから涙する様子になっております。

その時、江蕙は「周杰倫のおかげでたくさんお金稼げました。ありがとう」と冗談めいた発言をしていますが、そんなところから彼らの関係性が大変良いことも分かりますね。ってそんな話はまた今度…。

ところで、引退というと「なんで!もっと歌えるじゃん!聞きたかったのに残念!」という心情が勝ちますよね。でも台湾の人にとって「引退」というのは「人生勝ち抜いたぁあ!」って証になるようで、「よくやった!」って心情が日本人より強まるみたいです。まぁファンとしてはもっと聴きたくなりますが、個人的には面白い感覚だなと思いました。

※先ほど出てきた、費玉清もすでに封麦しています。

またいつか江蕙特集の記事を作りたいなと思います…。

特別編:盧廣仲 Crowd Lu 【魚仔】

―原曲の情報―

ヒーアー。2017年発表。
作詞:盧廣仲、作曲:盧廣仲
歌手:盧廣仲

―ひとこと楽曲紹介―

「おい、5曲じゃねぇのかよ」ということなんですが、ごめんなさい()

台湾の日常生活、番組では「台湾語(台語)だけ!」とか「台湾華語だけ!」で会話が成り立つことはあまりない印象です。

単語レベルで語が入れ替わったり、談話レベルで表現が入れ替わったりします。

この曲はAメロ、Bメロが台湾華語で、サビが台湾語(台語)になってます。

そんな曲もたくさんありますよ、という紹介ですm(__)m

この曲やクラウドルー(盧廣仲)の話もたくさんできますが、特別枠ということでこの辺で。

まとめ:とりあえずオススメ5曲挙げといたよ。

とりあえずまとめておくね。

―今回紹介した楽曲―

1曲目:陶喆 ―【望春風 Spring Wind】
2曲目:阿杜+江蕙 ―【雪中紅】
3曲目:黃妃 ―【追追追】
4曲目:茄子蛋 ― 【浪子回頭 Back Here Again】
5曲目:江蕙 ―【落雨聲】
特別編:盧廣仲  ―【魚仔】

以上!

何度も言うけど、個人の感想なのでよろしくお願いします。

補足情報あれば、たくさんコメントしていってくれい!

では、幸せな台語楽曲生活を~🎵

またね~🎵

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