【メンタルとインターネット】
メンタルって、よくわからないですよね。
だからこそ、自分に起こっているなにかを調べたいときは、やはりネットを頼ります。
そんなときのインターネットの注意点、まとめてみました(^^)/
メンタル情報と上手に付き合うコツです^^
メンタルは体験談も大事.
だけど
などなど、ネットには『体験談』が多く寄せられます。
病気となることで何を思い、どんな苦しさがあるかなど、生の声を聴けるのはとても貴重。
その話の中には、同じ思いをしないためにできることなども隠されています。
精神科でも『ピアカウンセリング』と言い、当事者が当事者の相談相手になることがあるのですが、それだけ体験者のハナシは貴重だということがわかります。
ところが、それが『正しい情報か』と問われると、グレーな面もあるのです。
体験と情報の住み分け
医師や精神保健福祉士、看護師、公認心理師などなど、日本に数多ある国家資格がなぜあるか。
その業界に必要な学びを得た証明をするためだと思います。
どの業界も、その知識の根拠や節理みたいなものがあります。
弁護士なら六法、教師なら教育関連法、建築なら、マネジメントならetc..
専門職は体験はしたことがないかもしれないけど、それに至る根拠・過程・病理など摂理を知っています。
ですから、専門職の発言には根拠があるんです。(そうではない人もいますけど…)
前段の当事者の中にもきちんと学びを得ている人はいますが、当事者としての体験談を極めることと、専門知識を深めることは同時にはなかなか難しいもの。
おそらく、学びの量の問題と、主観・客観の問題があるのではないかと感じています。
ですので、メンタルの視点は、専門職・当事者いずれかの立場一つに絞ることがほとんど。
そう考えると、メンタルの『正しい知識』は専門職から得るものだというのが理解できます。
ところが
専門職でも堂々と間違う
メンタルの専門職も、結構間違えます。
解釈が偏っていると言うのでしょうか。
例えば。
先日、産業保健のプロのハナシを聞きました。国家資格を持ち、何十年も現場にいる方でした。
その人が、こんなことを言ったんですね。
これは説明が良くない。
現実は述べていますが、真実を説明していないイメージです。
この説明だと「休職する人は、うつ病か適応障害にかかっている人たち」という誤った解釈が生まれます。
メンタルの診断書は実際の病状とは異なる病名で書かれることも多いのです。
理由は深いので割愛しますが、ようは診断書だけを鵜呑みにしてはキケンなのですが、その概念がこの人の説明には無いと考えました。
メンタル業界は数字で表れない分、基礎知識の『解釈』が人によって揺れがちです。
杓子定規にとらえると、このようなちょっとした解釈の誤差が生まれてしまいます。
とすると入口は厚労省から
厚生労働省
多くの人が目に留めないであろう国の省庁。笑
ワタシが資格職でなければ何も気にしない機関だと思います笑
『正しい情報』を取り入れるなら、導入は厚生労働省が断然オススメ。というか、ここから始めるのをセオリーとしても良いかも。
いずれも、厚生労働省が作成したサイトです。
公的機関の情報は柔軟性や個別性は薄いですが、基礎固めには抜群です。
これからメンタルを学ぶ方も、すでにメンタルを学んでいる方も、ひとまず厚生労働省で知識を再定着させることは有効だなと思うのでした。
メンタルヘルス相談 ぱれぱれ