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【空想のお友だちいませんでした?】

『DSM-5』
という、精神科の診断基準を国際的に定めた一覧があるのです。
これを使って、お医者さんたちは診断名を決めたり処方を考えたりしています。
ワタシはいちおう、DSMの基準に該当する状態は無いのですが、

あれ?これ、ワタシも該当したんじゃない??
と、驚きの発見が。

それは、

イマジナリーコンパニオン

イマジナリーコンパニオンって、なんでしょう。
まとめてみます。



子どもの頃の記憶

4歳前後だったと思います。
ワタシは当時一人っ子でしたが『お友だち』が2人いたんですね。
『きょうだい』だったのかな?
今となってはどちらかわかりませんが、ひとまず"実在しないとりまき”がいたのです笑

それは、なにやかにやと話しかける相手。
タオルを洗って絞れたら「あらえたよ〜」と話しかけたり、「いまやってるからさ」と姉御風を吹かせたり。
こちらから話しかけもしますが、心配もしてくれたような記憶です。

男女の別も覚えていませんが、子ども2人がそばにいたことは記憶にあるもので。


イマジナリーコンパニオンとは

DSM-5では、次のように定義されます。

●会話や遊びなどの相手になる持続的な『幻覚』

●本人も実在しないことを理解している

●それでも、本人は実在するものとして扱う

●解離ではない
 (精神科の診断基準にある別の状態です)

●「空想の遊び友だち」と訳される

●寂しさを紛らわせるなど、何らかの意義があるとされる

●治療の必要はない

精神診療プラチナマニュアアル第2版


ワタシの『お友だち』についても、ワタシは実在しないことを理解していましたし、それでも実在するものとして遊んでいました。
いつの間にかいなくなっていて寂しさを感じたものですが、そんなことすら記憶の彼方だったんですよね。
それがDSMの説明書で見かけたのだから驚き(゚∀゚)

この記憶がイマジナリーコンパニオンなのかはわかりませんが、なんだか面白いと思いませんか。人間のフシギ。

気になるなぁ。詳しく知りたいなぁと関心持ったので、引き続き勉強していきたいと思うのです。


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