【ソーシャルワーカーを知らないなんて勿体ない(o_o)!】
ソーシャルワーカー
海外では、医師や教師のように名乗ればすぐに分かってもらえるんですが、日本ではトンと無名で、、
ソーシャルワーカーと呼ばれる資格には2つの国家資格があります。
精神保健福祉士
社会福祉士
お聞き馴染みありますか??笑
2つ持っているからスゴいという代物ではありません。
1つだけ所持することもあります。
精神保健福祉士はその名の通り、精神科医療福祉に特化した専門性を持ちます。
社会福祉士は子どもや高齢者など広く対象とします。
2つの違いは専門分野の違い程度で、仕事のスタイルや倫理観は同じです。
わざわざ分けずに一つにした方が汎用性があって良いになぁと思うところです。
ソーシャルワーカーに会える場所
医療機関を始め、行政、地域の支援センターや福祉事業所などにいます。
元気で誰の支援も必要ない…というときには疎遠かもしれませんが、下のどれか一つにでも当てはまる状況になると出会う可能性があります。
少なくとも誰もが「高齢」にはなるので、どこかでは出会うと思います。
そんなときのキーマン、ソーシャルワーカーはこんなことをしてくれます↓
[ ポイント1)困っている人の話をとにかくじっくり聴く ]
医師や看護師より時間をかけて想いを受け止めたり、ニーズを拾ったりすることができます。
基本的にソーシャルワーカーは人の前面に立とうとする姿勢ではなく、人の横に立ち一緒に考える姿勢を学びます。
医療は3分診療が当然ですし、専門職はつい教育的になってしまいますが、「そういう姿勢で接するなかれ!!」と教え込まれるのがソーシャルワーカーです。
[ ポイント2)社会保障制度や各種の法律、病気に関する知識などをたたきこんでいる ]
同朋の皆さまの中で、ドキッとした方は速やかに勉強しましょう笑
相談者をより良い生活に導くため、身に付けるのはカウンセリングの技術だけではありません。
社会保険や生活保護などの社会保障制度を始め、精神保健福祉法や民法などの法的な知識、精神疾患や身体疾患などの病気の知識を広く仕入れます。
もちろん、法曹界や医療界で辣腕をふるえるような学び方はしませんが、支援の中で咄嗟に活かせる程度には自分のものにします。
[ ポイント3)カウンセリング技術の他に、環境の調整を行う ]
医療行為ができるスペシャリストが集まる医療機関で、医療行為のできないソーシャルワーカー が「専門職」として彼らの横に立つことができるのは、この技術があるからだと思います。
要するに、1)と2)のスキルを持ちながら、医療者ではできない時間のかけかたをしながら、解決のための環境づくりができるんですね。
ソーシャルワーカーは目に見えるスキルを専門性としていません。わかりにくいし、とても地味です笑
とは言っても、資格化されて30年前後も経っています。
広く知ってもらえれば、困っている人も迷わず駆け込むことができますから、自分たちのためではなく、いざというときの人のために認知度を上げたいと思う今日この頃です。
【まとめ】
この専門職を知っているだけで、何かあった時にこんなことが避けられると思います。
・一人で抱えてパンクする
・せっかく使える制度を使わずに損をする
・最短で課題解決ができる道に気づけず迷走してしまう
ソーシャルワーカー、覚えておいてください。
いつかきっと、力になってくれると思います^^
解決をめざすカウンセリングルームを開きたい
ぱれぱれ