【不安の種類】
不安は持っていて良いものですし、持っているからこそリスクマネジメントに役立つもの。
でも、不安は大きくなりすぎると生活しづらくなってしまう困りものです。
不安は、DSMという専門の分類の中ではこんなふうにタイプが分けられています。
誰にでも不安はつきものですが、自分ではどんなタイプの不安を持っていると思いますか?
パニック症
突然、発作的にドキドキと発作を起こします。
予兆が無く突然、息苦しくなったり恐怖が押し寄せてきたりします。
そんな状態がいつ起こるか分からず、不安に感じます。
「パニック症だから不安が強い」ではなく、「パニックを起こすから不安が強まる」というイメージですね。
広場恐怖症
電車や施設の中など、すぐに逃げ出せないような状況で不安が強まります。
車の閉塞感がダメだと思う方もいらっしゃいますね。
すぐに助けを呼ぶことができないということに強い不安を感じます。
社交不安症
人前で話したり食事したりするときに不安が強まります。
その不安をとにかく我慢したり、その機会を避けたりしながら過ごします。
若年世代だと不登校という形で現れることもあります。
分離不安症
保護者から離れることに不安が強まります。
一人で過ごすのも怖いし、嫌な夢を見ることもあります。
子どもに起こることが多いようですね。
全般性不安症
なんでもかんでも不安です。とりあえず、不安。
常に落ち着きなく、不安で物事に集中ができません。
局限性恐怖症
巷で言う「◯◯恐怖症」です。高所恐怖症とか、犬恐怖症とか、いろいろありますよね。
専門的に診断が付く際は、一般的な「◯◯恐怖症」のニュアンスよりずっと強い恐怖を感じるときです。
窓際に立てない、犬が怖くて外出できないなど、日頃の行動が制限されるようになるほどの不安が襲ってきます。
選択的緘黙
ある状況で喋れなくなる状態です。子どもに多いと言われます。
それぞれの詳細については、また機会を見てお話ししてみたいと思います^^
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