連載:ポートランドの公園に行こう #09ミル・エンズ・パーク
全米一住みたい街、ポートランド。その街の魅力のひとつにもなっているのが「公園」です。市内には300あまりの公園があり、市民の生活に溶け込んでいます。本連載では、現地調査や政府公開情報をもとに「ポートランドの公園」をテーマにお届けしていきます。
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尚、本連載は冊子「Go to Porltand Go to PARK ー ポートランドの公園に行こう ー」にてより多くの写真と文章で解説しています。さらに詳しい情報についてはこちらをご覧ください。冊子の詳細・ご購入はこちらから> 連載第9回目は、知らなかったら見過ごしてしまうほど小さな公園をご紹介します。
世界最小の公園?!
ポートランドにある、ギネスに世界最小と認定されているミル・エンズ・パーク。
これ↓。
↑ 世界最小と認定されているミル・エンズ・パーク。直径40センチぐらいでしょうか。
Google Mapにも、もちろん登録されています。(Googleマップ)
ちょっと引いて写真を撮るとその大きさがわかると思います。
↑ 横断歩道の真ん中にポツンとあります。誰もこれが公園だなんて思いもしませんね。
この公園、元々は街灯の台座になるはずが、完成されずにそのまま放置されていたそうです。これをディック・フィエガンさんという地元のジャーナリストの方が花を植えたことがこの公園の起源となります。フィエガンさんが亡くなった後も、その意思を継ぎこの公園を近隣住民で維持しているのだとか。「ミル・エンズ」という名は、フェイガンが担当していたコラム名にちなんでいるそうです。
リニューアルで公園らしく
そして、つい先日(2018年5月)にリニューアルがされ、小さな公園サインが設置されたようです!端材を再利用して、職員が空き時間を使って手づくりしたそうです。
↑ 写真:Portland Parks & Recreation のFacebookページより
これを公園として管理するポートランドの行政も粋ですね。
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