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ナムと公園デートをするとポエム日記になってしまう


※社会人1年目の頃の日記です


ナムとデートしてきた。
ジミンに振られて傷心だった私に、僕で埋めればいい、と言ってくれた。
まあ、この別れてナムと付き合うまでの流れなんか、私が知ってれば良いこと
人に話すことなんかじゃないし、ナムとの秘密にしていたい、、、、

↑とか、なんかかっこいい言葉選びをしたくなってしまう‼️書くのめんどくさいだけなのに‼️
それでもらしくない言葉遣いをしてしまうのは

ナムとデートしてきたから‼️‼️

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ナムとのデートをするとポエムみたいな日記を書きたくなってしまう。
文章下手くそなのに、なんか詩人の気持ちというか。。


前日、明日どうしようか?と連絡したら
「公園にでも行こう
 明日、家まで迎えに行くね」と返ってきた。


そもそも、私はデートの前日「公園にでも行こう」と言われたら、
公園で何する?バトミントンセット持っていこうか?お弁当作ったほうがいい?それともパン屋によろうか?そしたら代々木公園の近くに美味しいパン屋があるから代々木公園の方がいいね?公園に朝から行って夕方までいるの?それってなにするの?なんかレジャーシートとか持って行こうか?
と、言いたくなる。

目的なく歩くことは苦痛だし、朝から夕方まで公園にいるならもう家でよくない?とマジで思う

でも、ナムにはそれが言えない。
私がダラダラと質問して、ナムにこんなどうでもいいことを悩ませる、そんな頭を使わせたくない。

ジミンになら出来たのに。うわ、これ言い始めるとまずいな。


当日、11時にナムが迎えにきてくれた。

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上から下まで全部ナムが溢れてて、好きだなぁ、と思ってしまうよね。
昨日、悶々としたこともどうでもよくはなるよね。一旦。


どの公園に行くの?と聞いたら、歩いて40分ぐらいのうちからギリ歩いていけるクソデカ公園だった。
私が、嫌だと言ったらどうするんだろう。と思いながら「いいね〜歩くの久しぶりだわ」と言って歩いた。


でも、初めてナムとデートっぽいデートをして気付いた。
不器用だし、おっとりして自由な人だと思ってたけどそれはそう見えるだけで、ずっと何か考えていた。
"考えないといけない"と思ってるのかな?ってぐらい何かをインプットすることに必死なように見えた。
しかも、ナムも歩くのは別に好きじゃなくて自転車にいつも乗ってるらしい。効率がいいのが好きっぽくて、私はだいぶナムのことを勘違いしていたみたいだ。

歩いてる間もちゃんと意味のある会話をした。まあそりゃもっと時間を重ねていけば、何の意味もない会話や無言を楽しんだりするんだろうけど、ナムもまだ私を楽しませようと、意味のある話やユーモアが溢れた話をしてくれた。

話が上手なナムが好きだなと思った。
ナムの話は振りがあり、オチがある。全部が爆笑とかじゃなくて、エピソードトークとしてめちゃくちゃ成立してる。途中で迷子になったりしない。
聞いていて安心する。

話が上手で、賢いのに
途中で寄った定食屋さんでソースをこぼしてしまったり、犬みたいな笑い方したり、通りで見た自販機のミニチュアのガチャガチャに喜んだり、靴下に穴が空いていたり、食べ終えたらすぐに店を出たくてソワソワしたり、手を繋ごうとはしてこなかったり、得意なことと不得意なことがわかりやすくて自分に自信がなさそうなところがすごく愛おしい

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公園についてレジャーシートを持って来たと私が言ったら、「レジェンドだ」と喜んでくれた。

座ってナムの話が聞けるのかと思ったら、本を読み始めた。


え、フリータイムですか?
確かにさっき、公園でいつも何をするのと聞いたら読書したり景色見たりって言ってたけど。

ナムも私と同じで目的なく歩くタイプではなさそうだった、景色を見るのも考え事をするために景色を見ていそうだった。
私はそれも出来ない、綺麗な景色を見ると「え、めっちゃ綺麗じゃん」と思って1分ぐらいしたらマジで棒立ちになる。暇だな、、スマホ見たい、、とか思っちゃう。
いい景色から、新たな考えが浮かんだりした経験がない。


読書をしているナムの横に寝っ転がって、もはや寝ようとか思ってた。
この時間がめちゃくちゃ幸せな人もいると思う、けど私はなら家でいいと思ってしまう。
家のが快適じゃん。

隣で目を閉じながらそんなことばっかり考えてた。

あれ、私ナムと合わないかも?
今日一日、不満ばっかり思いついてない?
ナムの賢い一面と、愛おしい一面と、自分本位な一面に悩まされてる?
ってずっとぐるぐるしてたら寝てた
お腹いっぱいだったし、なんかポカポカしてたし。

1時間ぐらい寝てて、起きたら隣でナムはえ、動いてないの?ってぐらい変わらない格好で本を読んでた。すごい集中力だな。

私が起きたことに気付いて、
「あー、ハルちゃん、すごいね」って笑ってた。
すごいのはお前だよ


キッチンカーで売られてる、カフェラテとアイスティーを買って飲んだ。ナムが買ってくれた。
もう帰る雰囲気だったから、1日の中でどうしても聞きたかったことを聞いた


「なんで私と付き合ってるの?」


ナムは、照れた顔で
「んー、なんていうか、僕はハルちゃんみたいな人といると楽なんだよ、楽というか、、言葉が難しいけど、、辛くならないんだ」

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うーん、なるほど 


なんて愛おしくて、可愛くて、自分本位なんだ
私といると ナムが、楽なんだよね。


やべー、詩みたいな日記を書いちまった!


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お付き合いいただきありがとうございました。
これは私のない記憶です、ご注意ください。

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