CDから生まれる収益は全体のたった10%【コラム】
先日GIGAZINEさんで「音楽産業の利益の4分の3が「ストリーミング」から生まれている」という記事が掲載されていました。Association of America(RIAA:全米レコード協会)が発表した2018年のデータが出展になっており、75%がストリーミング、残りの25%は ダウンロード販売が12%、CD,レコード/カセットなどが10%, その他は映画やTV などでの使用による収益です。
CDから生まれる収益は全体のたった10%です。
日本だとあまり実感はないかも知れませが、海外ではCDショップはすでに死滅しており、わずかに残った専門店や通販か雑貨店、量販店でしかCDを買うことができません。
先日再販制度にから生まれた特典文化によってCDを購入する層が残っていることはコラムに書きましたが、いづれ日本にも同じような状況はやって来ます。
現在、日本のCDショップの淘汰も一段落したように見えますが、TSUTAYA,
TOWER RECORDS, HMV, amazonなど大手チェーン、および通販で全体の90%以上を占めており。どこか1つのチェーンが撤退するなどすればあっという間に状況は変わるはずです。Xデーはそう遠くはないかも知れません。
特にTOWER RECORDS, HMVなどインデペンデントなアーティストを積極的にレコメンドしているチェーンの動向が気になる所です。
大手レコード会社のプロモーションネットワークや、サブスプリクションでのシェアなどを持たないインでペンデントのレーベルや、個人のアーティストはいち早くストリーミングで収益を上げる方法を学ぶことや、ユーザーに音楽を届けるための手法を得ることが必要でしょう。
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