まあ、その、いろいろ #62 | 神輿と文化の繋がり (そら)
パークの営業後、近くの飲み屋『多幸』さんへ。そこで神輿の話になった。神田明神のお膝元にある PARK GALLERY と神輿には実は深い繋がりがある。神輿を担ぎ無病息災を願う「神田祭」は「神田明神祭」とも呼ばれ、山王祭、深川八幡祭と並んで江戸三大祭の一つとされている。また、京都の祇園祭、大阪の天神祭と共に日本の三大祭りの一つにも数えられるほど大きな祭りだ。加藤さんはそこの祭りに参加する末広町会の神輿の担い手でもある。大きな祭りだから、外様の加藤さんがそれを任せられるのは大変すごいことなんだろうと思う。
神輿と聞いて思い出すのは、僕が小学生の頃、地元の町田での話。柄の悪い兄ちゃんが、大声でわっしょいわっしょい言ってる姿と、昼から飲む大人の姿。ちょっと怖い気持ちもあったけど、その熱量、熱狂はやんごとない感じがした。普通じゃない感じが。祭りよりももっと激しくて、デカいものが渦巻いてる感じ。神輿には神様が乗ってると言われ、神霊入れという儀式もあって、その儀式のうちは神輿の方を見てはいけないそうだ。だから、そこには確実に何かいるんだと思った。神輿を振るのも霊位を高めるためらしい。
人間が太刀打ちできない力は漠然と感じていた。別に怪しい話じゃなくて、それは町で久しぶりに会ったり、何か運命めいたものを感じて思うことなんだけど。
人間の文化はそういう数値化できないものが大きく占めてる気がした、という話。
とまぁ、だいたいこのへんで10分です。
まあ、その、いろいろ。
泣いても笑っても10分。
PARK GALLERY スタッフ 星野
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