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ナカムラミサキ 個展 『TEST SET』 INTERVIEW by PARK GALLERY

パークギャラリーで 11月24日(水)から12月5日(日)まで、個展『TEST SET』を開催している、イラストレーターのナカムラミサキさんへのインタビューです。会場に来る前はもちろん、来た後にも、そして遠方の方にもぜひ、ナカムラミサキさんの正体に迫るインタビューをオンラインで楽しんでもらえたら嬉しいです。ここで感じた質問や意見、そのほか本人に伝えたい感想など、会期中は本人が返しますので。気軽に DM やコメントください。


—— まずは自己紹介をお願いします。

ナカムラミサキです。2017年に美術大学を卒業してから、作家として活動しています。5歳の頃の自分の絵柄を真似て絵を描いています。

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—— 美術大学ではどんなことを学んでいましたか?

広告代理店で働きたかったので、ビジュアルデザイン全般が学べる大学に入学して広告や写真、ロゴデザインなど様々なことを勉強していました。写真の授業は自分自身の色が出せることが多く、楽しくて好きでしたね。

絵も描いてはいたものの、ほぼ遊びで描いていたのでちゃんと作品として意識しながら描いたのは大学4年生のゼミに入る前からかもしれないです。


—— 普段の作品からも独特な雰囲気を持つ絵に感じます。普段から影響を受けている人やものなどありますか?

先ほども少し触れましたが、5歳の頃の自分の絵からは特に影響を受けています。平べったい頭はもちろん、いびつな線や絶妙なアンバランス感は当時の自分をリスペクトしながら描いています。

初めて観たときに衝撃を受けたのは『ジャン=ミシェル・バスキア』の絵ですね。作家活動を始めた初期のころの絵はバスキアをかなり意識していました。勢いと繊細さが融合した絵はやはりかっこいいなと思います。

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—— 今回の個展はどういった内容ですか?

『回文』という、あたまから読んでも、おしりから読んでも同じになる文を作成して、そこから作品に落とし込んだものを展示しています。

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—— 『回文』をテーマにした理由はなんですか?

まず、前回の個展では制限なく好きなように作品を作っていたのですが、今回の個展では何か見た人に楽しんでもらえるためのテーマがあればいいなと思っていて、ちょうど回文を作ることにハマっていたので「これだ!」となりました。

回文は、現実ではあり得ない状況が生まれるところが面白いですし、その状況を作品にしたらどんな風になるんだろうとシンプルに感じて、それを見てみたいと思いましたね。

文章を作るときはスルスルと作れたり、たくさん考えても思いつかない日もあったりして大変ですが、完成したときの達成感は本当にものすごいですし、やっぱり楽しいなあと感じます。

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—— 最後に個展に寄せて、皆さんにメッセージをお願いします。

今回の個展は回文はもちろん、いろいろな技法にチャレンジして作品を制作しているので、その部分も見ていただけたらとてもうれしいです!

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ナカムラミサキ
1995年生まれ。2017年に美術大学を卒業後、作家活動を開始。絵を描くときだけ両利き。頭が平な人間の絵が特徴

https://www.instagram.com/msknkmr3
https://twitter.com/MSKNKMR3


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