#01 「オムライスがすきだ!」 by 石橋瞭
こんにちは。イラストレーターの石橋瞭です。
SNS でよく映画の絵を描いてアップしている埼玉に住む男です。
今回から自己紹介の意味も込めて、僕が好きなあれこれを描きつつ勝手気ままに紹介していきます。
第一回目はオムライスです。よろしくお願いします。
赤羽の喫茶店 『暖母(ダンボ)』 のオムライス
昨年5月まで住んでいた赤羽にある喫茶店「暖母」。
ここのオムライスがまあとにかく旨い。
僕は凝ったソースではなく、ケチャップのかかったシンプルなオムライスが好きなのだけど、ここのはケチャップも満遍なくかかっているし、ボリュームもある。それに大盛りは無料。(だけど、量が多すぎて気合を入れないと食べきれない。)
見た目はシンプルなんだけど、味にクリーミーさがあるのかな。
深みがありつつも食べやすいというか。
3日連続で通って食べたこともあるくらい好きで、飽きない。
あと味噌汁が付いてくるんだけど、それがまたかなりの薄味でいいんだよね。
お店自体の雰囲気もレトロでいい感じだし、広々としていて落ち着くのだ。
ここでお酒は頼んだことはないが、赤羽ということもあってアルコールのメニューも豊富だったと思う。
引っ越してから行けていないけど、暖母のためだけにまた赤羽に立ち寄りたいほどだ。
志木の喫茶店 『プーポ』 のオムライス
趣旨が違うだろと突っ込まれるかもしれないが、
ここは正直オムライスより、店が大好き。
店のママとおじいさんが、とにかく自分を歓迎してくれるし、
毎日いる常連のおじさんと映画とかについてダラダラと話す時間も良い。
周辺のここだけの事情も割と聞けた。
なかなかご年配の方とじっくり話すことなんてないから面白いし貴重だと思う。
志木に来た際にはぜひ行ってみてほしい。名前もかわいいしね。
そんなあたたかい店のプーポ。
このオムライスも見た目からして優しさを感じる。(パセリから醸し出されているのかな)
そして味ももちろん美味しい。(会話に夢中で味を忘れることもある)
あと、毎回皿の端に黒焦げが付いちゃってるのも面白いというか、愛らしい。
店のおじいさんの手に付いていた汚れなんだよね。これ。
ただそれも絵に描けばよかったと、この文を書きながら後悔している。
志木の 『サロン卵と私』
気にしないけど、住んでいるところが志木というのがバレバレだなこれ。
最後はサロン卵と私。チェーンだ。
えっと、この店のオムライスは、正直いうと何の思い入れもない。
この連載を書くためだけに初めて行った、といっても過言ではない。
前から気になってはいたけどね。
頼んだのはスフレのオムライスなのだけど、
食の知識に乏しい僕からすると、スフレってなんだっけ状態だったが、
食べてみて、ああこれか。と納得して美味しかった。
こういうオムライスもたまには良いなと思った。
ちょっと贅沢した気分を味わえる。
これからは、なにかの自分へのご褒美としてたまに食べてみようかな。
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と、まあこんな具合です。
変な時間に寝て起きちゃって、物静かな夜中に執筆しました。
余談です。
次回のテーマは何にするか少し迷っているけど、とりあえず食ではないものを紹介する予定です。
お楽しみにー。
石橋瞭
北海道出身、埼玉県在住
日々やる気と格闘して、結局夜遅くになって
絵を描き始めるイラストレーター。
石橋瞭と検索したら、石橋凌が出てきてしまうのが悩み。
https://www.instagram.com/ryo__ishibashi
東京・末広町にある PARK GALLERY にて、
2022年3月2日(水)〜13日(日)の期間で個展開催が決定!