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EVERYTHING FLOWS #57 by illustrator はるやまひろし

—— M83 を聴くきっかけになった話。

絵を描くことを音楽で言う『レコーディング』と称するイラストレーター・はるやまひろしによる、日々のドローイングイラストの記録(REC)を毎週紹介していきます。ライブハウスに貼りだされているチラシのようなイメージで、音楽やバンド、あらゆるサウンドからインスパイアされた、妄想爆発のアートワークが日々描かれていきます。音楽への愛が溢れるテキストと合わせてお楽しみください。

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2022.06.18(SAT)
ARTIST : M83
ALBUM : SATURDAYS = YOUTH

『渋谷 TSUTAYA M83』
M83 を聴くきっかけになった話。

渋谷の TSUTAYA で洋楽の輸入盤が解禁になった頃 …。

少し説明すると、TSUTAYA では以前、洋楽をレンタルしたかったら国内盤が発売されているものしか借りれなかった。国内盤の出ていないようなインディーズレーベルのアーティストを沢山聴きたかったし、もの足りないなって思ってた。

で、輸入盤が解禁された。しかも大手レーベルだけじゃなくてインディーズレーベルの CD まであった!手帳のレンタルしたいものリストがいっぱいになった。

で、タイミング良く、丁度その夏、渋谷の文化村ミュージアムでアルバイトをしていたから、バイト帰りに通うようにレンタルしていた。

インディーズのアーティストがよく置いてある、ポストロック・エレクトロニカのコーナー。お目当てのバンドの CD を探す。カゴに入れる。CD を探す。カゴに入れる…。

そんな時。外国人のお姉さんが、話しかけてきたんだよね。店内の案内かな~って思ったけど、様子が違うね。

「(M83 を指さして)このアーティスト知ってる?」

「いや、知らないな~」

「探しているようなアーティストが好きなの?だったら M83 を聴いてみて!絶対良いから」

「うん、わかった。(カゴに入れる)」

「これ、絶対いいから」

「楽しみにしてる」

「ありがとう、じゃあね」

「ありがとう、さようなら」

こんな感じで。

まぁ英語は、ほぼほぼ話せないから、はっきり聞き取れてないし、正しく話せていないと思う。でも会話した内容が合っている自信はあるよ。

帰って M83 を聴いてみる。
なるほど、良いね。
ありがとう。


🎧 Kim & Jessie


🎧 Graveyard Girl


🎧 Do It, Try It

2016年発売の 7th アルバム「JUNK」より。かわいい MV を発ケン ♪


\ 『EVERYTHING FLOWS』のTシャツつくれます /

はるやまひろし
静岡県生まれ、千葉県育ち。
好きな音楽のアートワークとTシャツに憧れてイラストレーターの活動をはじめる。シンガーソングライター気分で絵を日々レコーディング中。
https://www.instagram.com/hiroshi_haruyama

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