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Favorite method #26 | カッテージチーズボウル | TAKAHASHI AYAKA
こんにちは、こんばんわ。
今週も Fire-King(ファイヤーキング)のボウルのご紹介です。
深いお茶碗のような姿のこちらは50年〜60年代初頭にアメリカでカッテージチーズをいれて蓋付きで販売していた食器です。
通称《 カッテージチーズボウル 》
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スーパーなどにずらりと並んでいたんでしょうか、かっこよすぎますね。私が持っているカッテージチーズボウルは黄色のもので、線のように見える部分は 「 金継ぎ 」を施しています。
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金継ぎとは欠けたり割れたりした器を、漆(うるし・木の樹液)を使って修復する伝統的な技法。金は仕上げのときに使うのみでほとんどが漆なので天然素材で食べ物を扱うお皿にも向いている直し方です。
ワークショップで持ち込んで直してみて、印象が変わってさらに愛着が湧きました。焼き物は育てるものだと言われたことがあります。 Fire-King はガラスですが、こうやって変化も楽しめば長くずっと楽しむことができるので割れ物のお直し、おすすめですよ!
といつつ、絵にした時には説明しがたく、今回は元のカッテージチーズボウルとして描き下ろしてみました。
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金継ぎの食器も描いてみたいな。ではでは。
★
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TAKAHASHI AYAKA
三重県菰野町出身のイラストレーター。
皿や小物をよく描きます。アクリル、油、色鉛筆、パステル、デジタル、画材は幅広く使って制作しています。古いものが好きです。
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