えかきもじ展によせて ④
現在開催中の、スペシャルなイラストレーター50名による<文字>の作品の展示会『えかきもじ展』。これまでパークのディレクター加藤が作品をご紹介してきましたが、今週末まで出張で不在の為、バトンタッチしてスタッフのいのうえがご紹介していきます!
学生時代から、友人との手紙交換、プリクラでのらくがき、ノートの表紙を手書きでデコったり。私自身も癖をつかった<文字>を書くことが好きでした。友人からもらう手紙や借りたノートに書かれた文字、ハンカチに書いてもらっていたお母さんが書く文字、商店の手書きのポスター、芸能人のサイン色紙とか。意識的に<手書き文字>に魅力を感じていました。今こそパソコンやスマホを使って、丁寧なフォントで言葉を伝えることはできるけれど、手書きってやっぱり魅力的。今回は普段、絵をメインに描いているアーティストさん50人に声をかけさせてもらい、みなさんが表現する<手書き文字>を届けてもらいました。パークの新年にもふさわしい、展示会となっています。
緊急事態宣言が出てる中での『えかきもじ』展ですが、オンラインを通じてみなさんに展示を楽しんでもらえたらいいなと思います。
ではでは、ご紹介始めます!
みんながうれしいたのしいね
九州を拠点に活動されている、イラストレーター Yone さんは、「えかきもじ展」に参加している、50名の作家さんひとりひとりのお名前を書いてくれました。今回はじめてパークから連絡させてもらい、もちろんいっしょに参加されている作家さんと言えど、50人もいるので全員に会うこともむずかしい中、作家さんみんなの作品をインスタなどを通じてチェックし、個性や雰囲気を Yone さんなりに捉えた特徴が、文字に乗せられています。
「わかるわかる!っぽいよね〜!」と在廊している作家さんやお客さんなんかと盛り上がっています。今こそコロナの影響でお会いすることは先になりそうですが、距離なんて関係ない!と思わせてくれる作家さん同士の交流を感じています。
「Yone さんの文字をもっともっと見たい!」と思っている欲張りさんはウェブサイトに GO 🏃🏻♀️(そもそも私がそのひとり)
ドン!ピシャ!!
今回は<文字>をテーマにしている企画なので、それぞれの個性を楽しめる文字待ってま〜す!とお願いしたのですが、勝手ながら個人的にも「あの人はこの方向でくるのでは」という妄想をたのしみながら、納品を待ち構えていました。そんな中でも、しんごさんから届いた文字はよだれもの。「待ってました!」と心の中で何度叫んだことだろう。。あの作家さんも、あの時のお客さんも反応せずにはいられない感じ。期待を裏切らないしんごさんでした。オリジナルのグッズやアートワークも最高なのでぜひチェックしてほしいです。きっとみなさんも、今回の文字に気持ちが、ドン!ピシャ!っとくるはずです。
丁寧丁寧丁寧〜に描くよ〜♫
イラストレーター・たむらしおりさんは頭に浮かんできた言葉を文字にドーン!絵を描くように、脳内の言葉たちを落とし込む。漢字ひとつひとつに物語があって、思いがあって。今回の画材も、ご本人の特徴であるクレヨンの質感で愛情たっぷりで書かれている。丁寧にしっかりと言葉が伝わる文字がだいすきです。みなさん、ここまできたら絶対にたむらさんの絵も見てください!いつも笑顔で話してくれる、たむらさんの、人となりが感じられますよ(⌒_⌒)
パークギャラリーの営業はまた明日よりはじまります。今週はパークギャラリー に居るひと・いのうえあかねが、来れない人のために作家さんの紹介をしていきますので、どうぞよろしくお願いします!
おしまい
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