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Favorite method #21 | 起き上がり小法師 | TAKAHASHI AYAKA

こんにちは、こんばんは。
そろそろ8月も終わりですね、夏バテしていませんか?

毎日いそがしいひと、へとへとでもうダメなひと、何度でも起き上がる、だるまのような「起き上がり小法師(おきあがりこぼし)」をみると元気がでるかも。

起き上がり小法師は福島県 会津地方に伝わる縁起物。赤べこも会津の郷土玩具として有名です。

押してもころころ立ち上がる姿に応援されましょう。ちなみに「小法師」とは "子ども" を意味するだとか。

今回の描き下ろしはこちら。

8月は少し福島県に居ります。

会津には行けてないですが、海側の福島県 大熊町に8月いっぱいまで滞在しています。街のほとんどが緑でいっぱいです。

大熊町には福島第一原発の4号機までがあります。今回、大熊町の帰還困難区域にも申請をして頂いて入ることができました。津波が来た崖の近くや、熊町小学校、熊町児童館と現地の方の案内の元、貴重な見学でした。日本のどこにいてもきっと地震に遭うと思うと、絵を描きながらも頭にそういう光景は残しておきたいと思いました。

そして近くの双葉町にある『東日本大震災 原子力災害伝承館へも行きました。

伝承館の上からは福島の海が見えます。

今回の紹介したシルバーの起き上がり小法師は伝承館の隣、『双葉町産業交流センター』で購入しました。

大熊町のキウイ再生クラブのキウイ。一度原子力災害が起きたことや、住民がゼロになった町での果樹作りはすごく難しい。大々的な販売はまだ時がかかるそう。

さらに行きたいところも増えました。

会津で毎年行われる1月10日の『十日市』にはたくさんの起き上がり小法師や縁起物が並ぶみたい。来年か再来年には行きたいな。

こういった感じで、毎日新しいことばかりです。10月には地元の三重県いなべ市の岩田商店さん2F(ニーエフ)で個展をします。

今年の下半期はいろいろなところへ行けそうです。引っ越しもしたので電池切れにならないように、起き上がり小法師に応援してもらうぞ〜

ではまた

TAKAHASHI AYAKA
三重県菰野町出身、都内在住のイラストレーター。
皿や小物をよく描きます。アクリル、油、色鉛筆、パステル、デジタル、画材は幅広く使って制作しています。古いものが好きです。
https://revarevier.com
https://www.instagram.com/revarevier

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